131123.sat.
いま京都です。
誰もいない石峰寺で紅葉と五百羅漢に囲まれて、幸せ。
目的はこれからですが、
すでにすっかり満足(*^^*)
――この時点で11月23日(土)10:44
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/14/4090120c302c387f4946db05551bae1e.jpg)
急に京都行きを決めたものの、前後の予定が詰まっていて
これは、深夜バスを使って行くしかないかな、と。
金曜日24時半に新宿を出て、明朝7時15分に京都八条口に着いたのでした。
いまどきの深夜バスは快適でしたよ。
女性専用車、3列シート、完全リクライニング、
各座席カーテンでパーテーションあり、
各都市の案内所にはパウダールームやインターネットコーナー、
シャワールームのあるところも。
そして、クレンジングセットのお土産付き。
乗ったらすぐに消灯で、どこでも睡眠の私は
京都に着くまで熟睡でした。
歌友Rさんとの待ち合わせは11時だったので、
駅でモーニングを取った後、
久しぶりに伏見の石峰寺に行くことに。
拝観時間は9時から。
それに合わせてホームに行くと、すごい人!
そうか、この土日は京都紅葉ツアーのピークなのでした。
案の定、東福寺駅で大半の客が雪崩をうつように降ります。
で、次の稲荷駅。
ここでもだいぶ降りるのですが、
ほとんどの人が伏見稲荷大社への大きな赤い鳥居に吸い込まれていくなか、
私は逆方向へ。
地元の人しかしらないような路地を歩き始めると、
記憶が蘇ってきます。
初めて来たのは6年前の11月末の遅い午後。
迷いに迷ってたどり着いた小さなお寺でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/00/7c1324b5cf7d0a3c70b4e2a5575aac41.jpg)
石段を登っていくと、雲のない青空に、燃えるような楓の赤が踊っています。
長崎でよく見る黄檗宗の赤い中国風の門をくぐります。
誰もいません。
拝観料を払いつつ「今は五百羅漢の撮影もスケッチも禁止なんですか?」と聞くと
若いお坊さんが
「3年位前から急に人が増えまして、柵の中に勝手に入るようになってしまったんです。
石を積んだり、お線香で火をつけたり、毎日警察を呼ぶようになってしまって・・・。
やむを得ず、ずべて禁止にさせてもらいました」と。
え~~~!
若冲ブームで、ここまでファンが来るようになったのはわかるけど、
そんな無茶なことしてるわけ?
自分達でわざわざ規制を作っているようなもんじゃない。馬鹿だね。
(※というわけで、石仏の写真は2007年のときのものです。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/55/f8911e696465d1496b2b6ebd6b36cb46.jpg)
ここには江戸後期に活躍した画家・伊藤若冲のお墓があり、
晩年、若冲が10年余の歳月をかけてこの寺で彫った石仏が並んでいます。
その数五百体あまり。
釈迦誕生を表した石仏から、来迎菩薩、出山の釈迦、十八羅漢、
説法(釈迦・文殊・普賢)、普通は一列に並ぶのになぜか3人ずつ並んだ托鉢修行、
諸羅漢座禅屈、涅槃場そして最後に数で勝負?の賽の河原まで、
五百羅漢さまたちが迎えてくれるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e9/b790028bd6546e8a005791e91d59af26.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5f/eb39037561bb14cd9fc92ad985b1e4c2.jpg)
落ち着く~~。
顔はほとんど崩れて苔生した一体一体の石仏を見て回り、
また戻り、眺め直し・・・なんてしていると、時が止まったよう。
山鳩の声、風が笹を揺する音、見上げると木の葉の先にわずかに見える冬空。
贅沢なひとときでした。感謝。
再来年は若冲生誕300年で、今以上のブーム到来!?
石峰寺に行くならお早めに(*^^*)
石峰寺所有のお軸は、すでに有名美術館に押さえられていれるみたいですよ。
ほとんどが初公開とのこと。
*****
石峰寺五百羅漢の日向ぼこ
若冲の筆も疼くや冬紅葉
秋の暮れ山鳩に声かけられし
ゆうるりと羅漢と語る落ち葉道
いま京都です。
誰もいない石峰寺で紅葉と五百羅漢に囲まれて、幸せ。
目的はこれからですが、
すでにすっかり満足(*^^*)
――この時点で11月23日(土)10:44
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/44/f3fad8aadaefe35a74d91445b57ea2ff.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/14/4090120c302c387f4946db05551bae1e.jpg)
急に京都行きを決めたものの、前後の予定が詰まっていて
これは、深夜バスを使って行くしかないかな、と。
金曜日24時半に新宿を出て、明朝7時15分に京都八条口に着いたのでした。
いまどきの深夜バスは快適でしたよ。
女性専用車、3列シート、完全リクライニング、
各座席カーテンでパーテーションあり、
各都市の案内所にはパウダールームやインターネットコーナー、
シャワールームのあるところも。
そして、クレンジングセットのお土産付き。
乗ったらすぐに消灯で、どこでも睡眠の私は
京都に着くまで熟睡でした。
歌友Rさんとの待ち合わせは11時だったので、
駅でモーニングを取った後、
久しぶりに伏見の石峰寺に行くことに。
拝観時間は9時から。
それに合わせてホームに行くと、すごい人!
そうか、この土日は京都紅葉ツアーのピークなのでした。
案の定、東福寺駅で大半の客が雪崩をうつように降ります。
で、次の稲荷駅。
ここでもだいぶ降りるのですが、
ほとんどの人が伏見稲荷大社への大きな赤い鳥居に吸い込まれていくなか、
私は逆方向へ。
地元の人しかしらないような路地を歩き始めると、
記憶が蘇ってきます。
初めて来たのは6年前の11月末の遅い午後。
迷いに迷ってたどり着いた小さなお寺でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/dc/0c526c92b803e24db9946762f2926040.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/00/7c1324b5cf7d0a3c70b4e2a5575aac41.jpg)
石段を登っていくと、雲のない青空に、燃えるような楓の赤が踊っています。
長崎でよく見る黄檗宗の赤い中国風の門をくぐります。
誰もいません。
拝観料を払いつつ「今は五百羅漢の撮影もスケッチも禁止なんですか?」と聞くと
若いお坊さんが
「3年位前から急に人が増えまして、柵の中に勝手に入るようになってしまったんです。
石を積んだり、お線香で火をつけたり、毎日警察を呼ぶようになってしまって・・・。
やむを得ず、ずべて禁止にさせてもらいました」と。
え~~~!
若冲ブームで、ここまでファンが来るようになったのはわかるけど、
そんな無茶なことしてるわけ?
自分達でわざわざ規制を作っているようなもんじゃない。馬鹿だね。
(※というわけで、石仏の写真は2007年のときのものです。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/39/d346df4bc2c0a5a71822f033b3bd345e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/55/f8911e696465d1496b2b6ebd6b36cb46.jpg)
ここには江戸後期に活躍した画家・伊藤若冲のお墓があり、
晩年、若冲が10年余の歳月をかけてこの寺で彫った石仏が並んでいます。
その数五百体あまり。
釈迦誕生を表した石仏から、来迎菩薩、出山の釈迦、十八羅漢、
説法(釈迦・文殊・普賢)、普通は一列に並ぶのになぜか3人ずつ並んだ托鉢修行、
諸羅漢座禅屈、涅槃場そして最後に数で勝負?の賽の河原まで、
五百羅漢さまたちが迎えてくれるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/d0/33dafc41d1120feb3f4d3d7d9a0f10db.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e9/b790028bd6546e8a005791e91d59af26.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5f/eb39037561bb14cd9fc92ad985b1e4c2.jpg)
落ち着く~~。
顔はほとんど崩れて苔生した一体一体の石仏を見て回り、
また戻り、眺め直し・・・なんてしていると、時が止まったよう。
山鳩の声、風が笹を揺する音、見上げると木の葉の先にわずかに見える冬空。
贅沢なひとときでした。感謝。
再来年は若冲生誕300年で、今以上のブーム到来!?
石峰寺に行くならお早めに(*^^*)
石峰寺所有のお軸は、すでに有名美術館に押さえられていれるみたいですよ。
ほとんどが初公開とのこと。
*****
石峰寺五百羅漢の日向ぼこ
若冲の筆も疼くや冬紅葉
秋の暮れ山鳩に声かけられし
ゆうるりと羅漢と語る落ち葉道