170922.fri.
ボストン美術館を訪れたのは、N.Y.のツインタワーが崩落する3か月前。
そこを皮切りに南下して、公立私立十数館の美術館を巡ったのだった。
パリで見た以上の一生分の印象派の絵を見たんじゃないかと思うほど、
どこに行っても印象派の絵があった。
アメリカってほんとお金持ち。
お金があるところにはあって、先見の明のあるコレクターがいて、
画家にとっても新天地だったわけだ。
金曜日夕方の都美館は、降り出した雨のせいか館内はガラガラで、
覚悟して行ったのに肩透かしをくらう。
時代ごとのカテゴリーやコレクター達といったテーマも非常に明快な構成で、
しかも名作揃い。
エジプト美術からアメリカの現代までサクサクと鑑賞。
ボストン美術館のコレクションの中でも秀逸なのは日本美術だが、
初めて光琳の「松島図屏風」を見たときは、
のけぞったというか立ち尽くしたというか。
それくらいの存在感だった。
それも5年前に東博に来たんだっけ。
美術館開館以来一度しか展示されたことのなかったという英一蝶の「釈迦涅槃図」。
今回のために一年かけて修復したという映像も興味深い。
蕭白の「風仙図屏風」は画集でもお馴染みだが、これこそ本物に勝るものなし。
五百羅漢も浮世絵も、どんどんお里帰りして、元気な姿を見せてほしいですね。
もちろん有名どころの印象派の画家達の絵もずらり。
コレクターの特色が出ているところでは、
クールべの花の絵が珍しくてよかった。
上野公園の中でも煉瓦造りの都美館の周辺は、
どことなくボストンの街並みを思わせます。
ボストン美術館を訪れたのは、N.Y.のツインタワーが崩落する3か月前。
そこを皮切りに南下して、公立私立十数館の美術館を巡ったのだった。
パリで見た以上の一生分の印象派の絵を見たんじゃないかと思うほど、
どこに行っても印象派の絵があった。
アメリカってほんとお金持ち。
お金があるところにはあって、先見の明のあるコレクターがいて、
画家にとっても新天地だったわけだ。
金曜日夕方の都美館は、降り出した雨のせいか館内はガラガラで、
覚悟して行ったのに肩透かしをくらう。
時代ごとのカテゴリーやコレクター達といったテーマも非常に明快な構成で、
しかも名作揃い。
エジプト美術からアメリカの現代までサクサクと鑑賞。
ボストン美術館のコレクションの中でも秀逸なのは日本美術だが、
初めて光琳の「松島図屏風」を見たときは、
のけぞったというか立ち尽くしたというか。
それくらいの存在感だった。
それも5年前に東博に来たんだっけ。
美術館開館以来一度しか展示されたことのなかったという英一蝶の「釈迦涅槃図」。
今回のために一年かけて修復したという映像も興味深い。
蕭白の「風仙図屏風」は画集でもお馴染みだが、これこそ本物に勝るものなし。
五百羅漢も浮世絵も、どんどんお里帰りして、元気な姿を見せてほしいですね。
もちろん有名どころの印象派の画家達の絵もずらり。
コレクターの特色が出ているところでは、
クールべの花の絵が珍しくてよかった。
上野公園の中でも煉瓦造りの都美館の周辺は、
どことなくボストンの街並みを思わせます。