ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

アクエリアスのティータイム

2015-08-31 02:53:18 | 美味いただく
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千葉美術館から南柏へ移動して、
ティーコーディネーターの里榮子さんのティーサロンへ。

わ!いい香り!
ドアを開けてもらうなり、そこは別世界でした。

腰掛けて、先に来ていらしたRieさんと話していると、
奥からあま~い香りが。
しっとりカステラケーキと
アイスクリームとバジルのシャーベットの美味しいこと!
本日の紅茶ダージリンとの相性も抜群で、
何度もおかわりしてしまいました (≧∇≦)

 美しい姿勢でお茶を入れてくださる里榮子さん。 


夏の終わりのおもてなしに、とこの日出してくださった
モナコ公室御用達のマニュファクチャード・MONACOのまた素晴らしいこと!
アクエリアスというシリーズだそうで、
淡い青磁色のベースにお魚や海藻や泡が金彩で描かれています。
ルーシー・リーも好きだけど、これもめっちゃ好み!
ポットのフォルムも流れるようで、
視覚にも訴えるティータイムとは、まさにこういうことをいうのでしょうね。

 

3人で、それぞれのお帽子を被りあったり、
とめどなくおしゃべりしていたりしていたら、
いつしか窓の外が暗くなっていて、これまたびっくり! (^^;;

 Rieさん作のお帽子。マニッシュタイプ、とってもお似合い
 拙作のトルネードクローシュ。これもお似合いでした

楽しい時間はあっという間に過ぎる。そんな夏の終わりの一日。





ルーシー・リーの魔法の指

2015-08-28 10:56:42 | 美を巡る
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ルーシー・リー(没後20年)展。千葉市美術館にて。
初っ端のカラフルなボタン群の展示は、まさに意表をつくもの。
ぎゅううっとハートを掴まれてしまうではないですか。



それにしても、このわくわく感は何でしょうね。
彼女の作品が発するすべてのものを受け入れたいという気持ち。

バーナード・リーチ仕込みのアースカラーも、
キュートなモダンカラーも、
独自に調合された釉薬の成果も、
繊細かつ温かみのある文様も、
のびやかで独創的なフォルムも、
ハンス・コパーとの共同作業を思わせるシャープな食器達も。



仕上がりの安定する電気釜でも、
釉薬のいたずらは想像できないらしく、
釜の蓋を取った時は発見というよりは驚きよ、
と首をすくめるチャーミングな彼女。



映像で見る80歳の陶芸家は、
銀髪を揺らしてリズムをとりつつ轆轤を回し、
魔法の指でルーシー・リーのカタチをみるみる作り上げるのでした。

旅の思い出は・・・

2015-08-27 03:33:46 | 旅する
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濃い〜二日間でした。
「未来」三重大会。四日市都ホテルにて。

22日(土)
・佐伯祐子に聞く
・パネルディスカッション 起点としての1985
・懇親会
・二次会

23日(日)
・歌会1,2,3部
・岡井隆 講話

中京、関西の歌人の皆様のご尽力に感謝です。



近鉄四日市~近鉄名古屋まで。
名古屋からのぞみで帰京。
お昼のお弁当も完食して、半日座っていただけなのに、
あれ? なぜか目の前にうなぎ炊き込み弁当が? (^^;;



帰ってから歌会レポートを書かねばなりません。

はるか昔、名古屋に行けば買ってきていた
「しゃちほこシュークリーム」は見つけられず。
「ぴよりん」にとって代わられたか?(笑)



そうそう、大会2日目のコーヒータイムに、
優しいお味のおやつが出ました。
「いといんせんべい」
サクサクしたほんのり甘い薄焼きせんべいです。

 

創業150年伊勢の老舗和菓子店、播田屋のこの絲印煎餅は、
皇室にも献上しているのだとか。
お土産に詳しい?(笑)K嬢情報でした。

「お昼のお弁当だけは美味しいものを!」と
今回の実行委員長О氏がこだわったと聞きましたが、
懇親会の中華料理も美味でした。



やっぱり、旅の思い出で最後に残るのは「食べ物」ですからね~。