ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

今年の在京飯田高校同窓会・総会はオンラインで♬

2020-11-16 15:16:54 | ふるさとまわり
実に半年ぶりの投稿です・・・。

2020.11.14.sat.

毎年11 月の第2土曜日は在京飯田高校同窓会・総会。
55歳の節目の年の学年が担当幹事を担うことが決まっていて、
3年前に私達も1年がかりで準備したのだった。
卒業して37年後に(なかなか苦労して^^;)大集結したおかげで、
今も、きっとこれからも続くであろう仲間が集えたことが何よりの収穫だったと思う。

さて、今年。前代未聞の新型コロナ感染拡大により、
リアル同窓会を中止したのは5月。
幹事学年である35回生の選択は、オンラインによる講演会の決行だった。

 

結果は大成功!
(何度もリハーサルをして、初めてうまくいった!というスタッフの顔も晴々しい)
3人の講演者の飯田の歴史(飯田のお練りまつり)、文化(猿倉の泉と飯田の茶道)、
イノベーション(太陽光エネルギー利用の先進地としての飯田)の話は、
各々が故郷再発見という意味で興味大変深かった。

また、「55歳のチャレンジ」なる企画も傑作。
電車通学生ならではの、伝統的な?「下山走り」
(Ωオメガ型に大きく曲がる飯田線のそれぞれの付け根にある下山村駅と
高校のある伊那上郷駅を直線に結んだ約2kmの道を走って電車より早く着かねばならぬという、
1本電車を逃すと1時間は待たねばならない部活帰りの飯高生の手段だった、らしい)の再現。
309段の飯沼神社の石段登りの再現。いずれも彼らが夏に帰省して収録したという努力もので、
昔駅伝ランナー、今は???という55歳代表がなんとか走り(登り)切るという
涙ならぬ笑いなくでは見られないドキュメンタリー。これは幹事学年に毎年やってほしい!と
後から感想が出たほどで、やはり青春時代の共通の体験、記憶というものは侮れないと思った次第。

  

校歌の映像やオリジナルTシャツの販売や郷里のお酒などが当たる抽選会も工夫を凝らしていて、
会長、事務局長、来年の学年幹事ら別室で見守っていた我々も拍手喝采。

  

面白かった。何もかも初めて尽くしで、
どれだけ苦労して練り上げたのだろうというシナリオと、
やり尽くしてホッとした彼らの笑顔を前に心から拍手を送った。
高35回の皆さん、お疲れ様でした!

 ぼけてますが別室から拍手♬

「同じ高校を出たから同窓会があるのではない。
卒業したそれぞれが自分の生きる道でそれぞれに社会貢献をし、
その上で同窓生が集まればどんなに強固な同窓会が作られるか。
それを実践し続けてほしい」と言われた
元在京同窓会長で弁護士の平田達先生のお言葉が思い返されて、
そんな大先輩の思いを忘れないでね、と
打ち上げの最後に私もちょっぴり語ってしまったのでありました。