ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

3月30日(金)のつぶやき・鴨の厚切りソテー

2012-03-31 01:35:50 | 美味いただく
23:35 from モバツイ
久しぶりにビストロ天下井(アマカイ)でディナー。
鴨のソテーはポリュームたっぷりの厚切り。
カシスとジンジャーのソースでいただきます。
淡路島産の玉葱もほっこりと美味。

twitpic.com/93a6kj
by quu75 on Twitter

偶然が必然に変わった日

2012-03-28 03:21:22 | 暮らしあれこれ
120327.tue.

2年前の6月17日に、下記のような文章を書いてここにアップした。
それはたまたま書道教室で聞いた、
ある男性が亡くなった後で奥様に不思議なメールが届いたという話から、
勝手に書き換えたフィクションだ。

2週間ほど前に、その書道教室で初めて会ったTさんが、
(時間帯が違うと会わないでいる方も多いので)
そのときの奥様だとわかって、書いた日記を思い出し、送ってさしあげたのだった。

まもなく、Tさんから達筆で丁重なお礼のお手紙をいただいて、
それを読んだ私はびっくり仰天。
なぜなら、私がその文章を書いた6月17日は、
Tさんの誕生日だったというのだ。
Tさんによれば、生前、彼はいつも誕生日プレゼントを
遅れて渡してくれていたのだとか。
ご主人はTさんの誕生日の1週間前になくなったので
当然、その年のプレゼントはもらわずじまい。

「でも、夫はそのときから、いつか貴女にお会いできることを解っていて
 この素敵なお話をプレゼントとして託してくれたのだと思いました。
 やはり、偶然ではなく必然でございました」

と、Tさんは書いてくれた。
しかも、私が勝手につけた「洋子」という名前は
ご主人とかかわりのあった方と同じだということまで。

聞けば聞くほど、不思議でたまりません。
2年前、その話を聞いた晩、私は一気にこのフィクションを書き上げた。
今思えば、書かされていたのでしょうか。
そう思わずにはいられないのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水無月の別れ
2010-06-17 05:19:24 | 旅する

そのメールが届いたのは、例年並みに入梅した翌日だった。

病院のベッドにいる恩師を見たくなかった。
だから、お見舞いには行かず、あの日も普段と同じように、
メールで他愛のない内容を送ったのだった。
まさかその晩に、彼が急逝するなどとは思いもしなかったから。

告別式の日、フレームの中の笹井先生は笑っていた。
今日のこの儀式が先生との永遠のさよならだなんて嘘だ。
だって、死んだ彼の姿を加絵は見てはいない。
家に行くたびにご馳走を作って出してくれた妻の洋子が
喪服を着て、白い顔で、深々と頭を下げている。
ベルトコンベアーで運ばれるように前へ進み、
前の人がするようにお焼香を上げた。
気がつくと加絵は家に帰ってきて座り込んでいた。

それからの1週間、研究室の笹井先生の荷物を片付ける間も
ふわふわと夢の中にいるようだった。

「加絵、あたたかい見舞いのことばをどうもありがとう。
 僕はいま、空に昇っているところです。
 これから行くところは、ちょっとまだ予想がつかないけれど、
 きっと美しい場所に違いない。
 いま、“はやぶさ”とすれ違ったよ。
 彼が役目を果たして地球に戻るように、
 僕も地上での使命を終えて、ひとまず元いた場所に帰るのだろう。
 楽しく充実した一生だった。
 だから、僕がいなくなったからといって悲しまないでほしい。
 君のそのバイタリティと才能があれば、これからもっともっと
 大きな花を咲かせることができるはずだ。
 研究室も新体制になるだろうが、心配はしていないよ。
 ときどき洋子をたずねてやってほしい。
 二人で僕の悪口なんか言ってくれても、まあかまわないさ。
 洋子をよろしく頼む。
 どうか元気で。いままでありがとう」

送信者を何度確認しても、それは笹井先生からの返信だった。

…ああ、本当に逝ってしまったのだ。

ぽたぽたと、涙が加絵のケータイの画面を濡らす先から
水無月の雨の雫が彼女の肩にも落ちはじめた。


(身近にあった出来事に脚色を加えたものです)

送別会の季節

2012-03-28 02:07:24 | 暮らしあれこれ
120327.tue.

オリヤマ会の同級生F氏が、
4月から長崎に単身赴任ということで
急遽送別会を開くことに。

去年のクリスマス以来です。
場所はいつものオリヤマ邸(亭)。
ドイツのとある地方の小さな村で作って、そこで消費されてしまうという
白ワインを今年も輸入してくれていました。(ラベルもついていないレア物?)
オリヤマ氏が仕事の合間に昨日から煮込んでくれていた
ギリシャの豚もも肉のレモンソース煮込み風、
山口県の郷土料理けんちょう煮
(先日、飛行機の機内誌に載っていたレシピをメモしてきたんだって)、
塩イカ(これこそ地元信州伊那地方の郷土食)、
サラダ、地元の漬物。
私の持ち込みは最近凝っているココアで作るチョコスプレッド+パンに
ハーブ蒸し鶏+水菜と青じそとチャービルのサラダ。

 
本日、飯田から帰京したS夫妻はワインに地元の銘菓、
取材で遅くなったY嬢はいかなごの釘煮とからすみ。
あと各々飲みたいお酒を持ち込みます。
途中、長野に戻ったT君から参加できなくて恨めしそうな電話も入り、
お約束の、高校時代の懐かし話で盛り上がったかと思えば、
長崎といえばさだまさし(古いよね?いまは福山でしょう)の歌を歌いだす奴はいるわ、
なぜか昔の映画の話も延々と・・・。
締めのタコライスの頃には、すっかりお腹も落ち着きました。

家族と離れる寂しさを嘆くF氏を尻目に
みんな言いたい放題なんだから。(笑・・・ごめんね)
最後は万歳三唱してお開き。

そして、いつものように終電で帰宅。

次回は、ロンドン五輪取材前のオリヤマ氏の壮行会、かな。

3月27日(火)のつぶやき・菜の花

2012-03-28 01:36:39 | 日々つぶやく



久しぶりに神田川沿いを散歩。
桜はまだつぼみだが、ほんのり紅くふくらんでいる。
ここ数日で一気にはじけそうな感じ。

ひと足早く、足元では菜の花がふるふると風に揺れて
春を告げてくれている。

菜の花と野沢菜は同じ仲間なんだよ。
なんていわれても、
お漬物状態の野沢菜しか思い浮かばなくて・・・(笑)

噂の天文ショー

2012-03-27 01:11:38 | 暮らしあれこれ
120326.mon.

 
(急いでいたこともあってボケボケですが…三日月、もっとシャープでした)

18時半頃、広尾の西の空を見上げると
金星、月、木星が等間隔でほぼ一直線に並んでました。
これが、噂の天文ショーですか。
あわててデジカメを取り出して、パチリ。

国立天文台によると、
金星、月、木星が一直線に並ぶのは2004年11月以来。
次回、3年後の2015年11月には
火星も含めた4つが並ぶのだそうで、楽しみ~。