買おうと模索する日々。
ついに今日、買ってきました。
その流れを一応、メモ。
いまどき、誰でも同じようなパターンだと思うのだが、
ふと、誰もが同じ検索をして、同じ行動をしているかもしれないと思うと
空恐ろしくなるのである。
(1)価格.comで市場調査。
売れ筋のものとその理由、価格をチェックする。
このとき、自分の選好傾向とサイト利用者の傾向の違いに注意する。
例えば、1万円の差だったら自分はハイスペックなほうを選び勝ちだとか。
ビデオカメラは、記録メディアにより4種類(HDD, SD, DVD, DVテープ)に分かれるそうだが、
このあたりでHDDかSDに決める。
というか、まだテープ形式のものなんてあるのね。
メーカーも、ソニーかキヤノンに。
ソニーの場合はタイマー内蔵かどうか口コミでチェックする。
選ぶ際のポイントとしては、記録時間、耐久性(HDDでも衝撃に強いかどうか)、
ランニングコスト(SDの価格)、操作性、撮った映像の保存・編集の容易さあたりかと
めぼしをつける。
(2)店舗調査(1回目)
行きつけのビックカメラに行き、店頭価格を調べる。
カタログにメモ。
(3)店舗調査(2回目)
隣のヤマダ電機に行き、同じく価格を調べる。
価格や、ポイント付与率のところに×印がついているので、
店員を呼びとめ、「実際のところはナンボですか?」と聞く。
競合との価格競争の結果なのだけれどなんとも面倒なことこの上ない。
これだけで店員を呼び止めるために10分くらい余分にかかるのだから。
(4)店舗調査(3回目)
もう一度本命のビックカメラに戻り、
気になっていたスペック上の質問をいくつかする。
店員が捕まらず、やっぱり20分くらい時間をロスする。
メーカーの説明員もいるけれど、怪しい上に、
お目当てのメーカーと違うので質問すらできない。
結局、HDDタイプにすることにした。
SDカードタイプは、本体価格も高い上に記録時間が短い。(HDDの半分くらい)
SDカードを買い足して記録時間の上でHDDに並んだとしても
追加のメディアが3万円位するため。
次に、ヤマダの価格を引き合いに出して交渉する。
「確認してきます。」とどこかに消える。
そして決定、購入。
そんなこんなで数時間かかったけれど、店頭価格よりも4000円くらい
ポイントで得をしたことに。
これを投資した時間に見合うと思うか否か。
それにしても、驚いた点がある。
それは、量販店が行っている調査である。
話を端々から、比較対象となる競合店舗の価格を
毎日調査してデータベース化しているようなのである。
例えば、ヤマダ電機、ビックカメラ、サクラや、ヨドバシカメラの
都内全店くらいで、しかも代表的な機種について調べるとすると、
一つ一つについて店員と交渉しなくてはならないから、
恐ろしく時間と手間がかかることになる。
その結果をリアルタイムで自店の店頭価格に反映していく。
値札の張り替えをしているのを何度か見た。
それで消費者が得をしているかといえば、時間的コストばかりが
かさむことになりかねない。
しかも、私の場合だって、何も言わなかったら4000円"高く"買っていた事になる。
家電やドラッグの小売業というのは、その定義からして並べている商品では
差別化が難しいから、結局は価格競争になるとはいえ、
なんとも落ち着かないのである。
つくづく、小売業はむずかしいと思うのだ。
ついに今日、買ってきました。
その流れを一応、メモ。
いまどき、誰でも同じようなパターンだと思うのだが、
ふと、誰もが同じ検索をして、同じ行動をしているかもしれないと思うと
空恐ろしくなるのである。
(1)価格.comで市場調査。
売れ筋のものとその理由、価格をチェックする。
このとき、自分の選好傾向とサイト利用者の傾向の違いに注意する。
例えば、1万円の差だったら自分はハイスペックなほうを選び勝ちだとか。
ビデオカメラは、記録メディアにより4種類(HDD, SD, DVD, DVテープ)に分かれるそうだが、
このあたりでHDDかSDに決める。
というか、まだテープ形式のものなんてあるのね。
メーカーも、ソニーかキヤノンに。
ソニーの場合はタイマー内蔵かどうか口コミでチェックする。
選ぶ際のポイントとしては、記録時間、耐久性(HDDでも衝撃に強いかどうか)、
ランニングコスト(SDの価格)、操作性、撮った映像の保存・編集の容易さあたりかと
めぼしをつける。
(2)店舗調査(1回目)
行きつけのビックカメラに行き、店頭価格を調べる。
カタログにメモ。
(3)店舗調査(2回目)
隣のヤマダ電機に行き、同じく価格を調べる。
価格や、ポイント付与率のところに×印がついているので、
店員を呼びとめ、「実際のところはナンボですか?」と聞く。
競合との価格競争の結果なのだけれどなんとも面倒なことこの上ない。
これだけで店員を呼び止めるために10分くらい余分にかかるのだから。
(4)店舗調査(3回目)
もう一度本命のビックカメラに戻り、
気になっていたスペック上の質問をいくつかする。
店員が捕まらず、やっぱり20分くらい時間をロスする。
メーカーの説明員もいるけれど、怪しい上に、
お目当てのメーカーと違うので質問すらできない。
結局、HDDタイプにすることにした。
SDカードタイプは、本体価格も高い上に記録時間が短い。(HDDの半分くらい)
SDカードを買い足して記録時間の上でHDDに並んだとしても
追加のメディアが3万円位するため。
次に、ヤマダの価格を引き合いに出して交渉する。
「確認してきます。」とどこかに消える。
そして決定、購入。
そんなこんなで数時間かかったけれど、店頭価格よりも4000円くらい
ポイントで得をしたことに。
これを投資した時間に見合うと思うか否か。
それにしても、驚いた点がある。
それは、量販店が行っている調査である。
話を端々から、比較対象となる競合店舗の価格を
毎日調査してデータベース化しているようなのである。
例えば、ヤマダ電機、ビックカメラ、サクラや、ヨドバシカメラの
都内全店くらいで、しかも代表的な機種について調べるとすると、
一つ一つについて店員と交渉しなくてはならないから、
恐ろしく時間と手間がかかることになる。
その結果をリアルタイムで自店の店頭価格に反映していく。
値札の張り替えをしているのを何度か見た。
それで消費者が得をしているかといえば、時間的コストばかりが
かさむことになりかねない。
しかも、私の場合だって、何も言わなかったら4000円"高く"買っていた事になる。
家電やドラッグの小売業というのは、その定義からして並べている商品では
差別化が難しいから、結局は価格競争になるとはいえ、
なんとも落ち着かないのである。
つくづく、小売業はむずかしいと思うのだ。