ビックカメラSUICAカードの

ポイント付与条件が改定されるらしい。

改定は二つ。
1. ビックカメラポイントからビューサンクスポイントへの移行のレートを
現行1:1から1.5:1に。
2. ビックカメラまたはJR東日本以外での利用でのポイント付与方式を、
現行ビックポイント1%からビック 0.5%+ビュー 0.5%へ。
（ポイントマニアのサイトへリンクして説明を省こうかと思ったけれど、
感情的なものが多く、適当なのが見つからなかったので書きました。）

この変更の背景の一つには、しばらく前に出された、
ポイント引当金に関する会計処理方法についての通達があるのだろう。
これは、平たく言うと、付与したポイントはまだ行使されていなくても、
将来行使された場合は売上に響くから、今のうちから負債として
財務諸表に記載しておきなさい、ということだ。

行使前のポイントも明示しなくてはならないとなると、
会計処理上は企業業績を圧迫してしまう。
（採用している会計処理方法で業績が異なるのは奇妙なもので、
私なんかだと、不変量で書けばいいのに、と思うものの、
いろいろ人間くさい理由があり、こういうルールになっている。）


去年はビックカメラSUICAカードをメインに使っていたのだけれど、
今年からはマイルを貯めることにしたので個人的には影響はない。
まあ、でも物販系のカードとしてはいろいろなところで最優等という評価を
得ていただけに、影響を受ける人は多そう。
家電量販は競争が激化しており、
かつ顧客のスイッチングコストとロイヤルティも極端に低いため、
この変更の影響がどの程度のものか、興味あるところだ。