信州の秋は駆け足です。
ついこの間まで「暑い、暑い」と言っていたのが嘘のように、日に日に空気が冷たくなっていきます。
朝晩は涼しさを通り越してすでに「寒い」の領域へ....。
まるで今のジャイアンツのようです(また野球ネタで失礼....)。
ところで、よく「秋が深まる」とか「深まる秋」と言いますが、秋以外の季節には「深まる」という表現、ほとんど使いませんよね。
少なくとも私は「春が深まる」「深まる夏」なんて、一度も使った記憶がありません。
Yahooで検索してみたところ、「秋深まる」と「深まる秋」でヒットしたのが合わせて12万件に対し、春と冬が90件、夏は60件。
秋の0.05~0.075%という結果でした。
なぜなんでしょう?
因みに歳時記にはおなじみの「秋深し」と同じように、「春深し」など他の季節のものも季語として載っていますが、例句はほとんどありません。
どうして秋だけに決まり文句のように使われるのでしょうか....。
秋になると木々の葉の色が深まる、空の色が深まる....なども関係しているかも知れません。
でもやはり、秋分を過ぎて夜がだんだん長くなっていく状況が「深まる」にしっくりくるからということではないでしょうか。
「秋の夜長」ってやつですね。
一日の中で見ても、夜が一番「深まる」にピッタリのような気がします。
「更ける」という言葉もおそらく「深くなる」から生まれたのでは?と考えています。
これも秋や夜について使うのが最もふさわしいと思いませんか?
だから 秋の、おまけに 夜となったら、もう深まりっぱなし、更けっぱなしです!
「♪更けゆく秋の夜....」の感傷は春や夏でも、朝や昼でも味わえませんね。
ところで、他の季節が進行する様子には何が一般的なのでしょう。
「行く」だともう季節の終わりという感じだし....。
特に夏の終わりには「過ぎゆく」がピッタリだと思います。
一抹の寂しさも含めて夏を惜しむ....。
他のどの季節よりも「過ぎゆく」は夏です。
でもやはり、秋の「深まる」のような、他の季節の中盤から使える表現は思い浮かびません。
どなたか思い当たる言葉があったら教えてください。
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ついこの間まで「暑い、暑い」と言っていたのが嘘のように、日に日に空気が冷たくなっていきます。
朝晩は涼しさを通り越してすでに「寒い」の領域へ....。
まるで今のジャイアンツのようです(また野球ネタで失礼....)。
ところで、よく「秋が深まる」とか「深まる秋」と言いますが、秋以外の季節には「深まる」という表現、ほとんど使いませんよね。
少なくとも私は「春が深まる」「深まる夏」なんて、一度も使った記憶がありません。
Yahooで検索してみたところ、「秋深まる」と「深まる秋」でヒットしたのが合わせて12万件に対し、春と冬が90件、夏は60件。
秋の0.05~0.075%という結果でした。
なぜなんでしょう?
因みに歳時記にはおなじみの「秋深し」と同じように、「春深し」など他の季節のものも季語として載っていますが、例句はほとんどありません。
どうして秋だけに決まり文句のように使われるのでしょうか....。
秋になると木々の葉の色が深まる、空の色が深まる....なども関係しているかも知れません。
でもやはり、秋分を過ぎて夜がだんだん長くなっていく状況が「深まる」にしっくりくるからということではないでしょうか。
「秋の夜長」ってやつですね。
一日の中で見ても、夜が一番「深まる」にピッタリのような気がします。
「更ける」という言葉もおそらく「深くなる」から生まれたのでは?と考えています。
これも秋や夜について使うのが最もふさわしいと思いませんか?
だから 秋の、おまけに 夜となったら、もう深まりっぱなし、更けっぱなしです!
「♪更けゆく秋の夜....」の感傷は春や夏でも、朝や昼でも味わえませんね。
ところで、他の季節が進行する様子には何が一般的なのでしょう。
「行く」だともう季節の終わりという感じだし....。
特に夏の終わりには「過ぎゆく」がピッタリだと思います。
一抹の寂しさも含めて夏を惜しむ....。
他のどの季節よりも「過ぎゆく」は夏です。
でもやはり、秋の「深まる」のような、他の季節の中盤から使える表現は思い浮かびません。
どなたか思い当たる言葉があったら教えてください。
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さて、イメージの中では、冬は陰で夏は陽、春と秋はそれぞれに移り行く途中の季節ですね。だから、秋が深まるといつの間にか冬がそこまで来てるという感じになります。内向きのイメージです。それに比べて春と夏の間には梅雨があって、春が深まっても夏にはなりません。
すみません、書いていてなんのことだか自分でもわからなくなりました。頭冷やして出直します。
秋深まる...いいですね。
特に食べる事が好きですので、ちょいと違った酒肴を。
夏ふぐの好きな私です。何故って?そう夏ふぐは特に身がうまい。冬は白子に栄養がいくためにあまりみは堅いだけでうまくないですね。その点夏ふぐの方が、身の締まりもいい具合(水温や行動範囲距離にもよります)ですし、甘みが断然違う。
今は1キロ3500円程度の養殖が年中手にはいるので、週の後半が楽しみである...。
って長野ではどうですか?
こういう空間的なイメージって他の人は持っているでしょうか?
今日のはまた、いい話ですね。
ジャックさんの意見もなるほどって思いました。ぜんぜんなんだかわからない意見じゃないっておもいます。面白いです。それとKさんの時計の話はすごく新鮮でした。時計の文字盤を一年に見立てるなんて発想がいままでなく、その着眼だけでこれはもう「詩」じゃないかって思いました。テツさんの話はむちゃくちゃお腹がへりましたね。いいですね。週末そんないいもの食べてるんですか。桐さん、なかなかおもしろいブログになってきましたよね。深みのある、広がりのあるコメントを多く持つ、素敵なブログですね。
では。
何よりも桐先生の「気づき」に驚きです。ホントですね、「秋深まる」ですよね。他の季節ではピッタリ来ない。
なーんも意識せずに使ってました。
じゃあ何故秋だけなのか。
……わからない。
ありがとうございました。
はあ、なるほど....。梅雨の存在は考えていませんでした。
逆に、春と秋がメインで夏と冬が途中の季節という考え方も面白いかも知れません....。
えーっ、フグなんてたまに年末年始に奮発して食べるくらいです。うらやましい!
因みに信州は、地域により「御年取り」に食べる魚がブリとサケに分かれます。歴史的に日本海から来たか、太平洋から来たかの違いです。
私のイメージでは上下が正反対ですね。つまり時計の文字盤と同じ。Kさんの方が暑さが増していく感じがあっていいかな?でも左右対称じゃないんですね....。2月が一番下で8月が最上部ならどうでしょう?
私に代わって他の方へのコメントまで書いていただき恐縮です。「深みのある、広がりのあるコメント」は100%みなさんのお陰です。
今後ともよろしくお願いします。
いやぁ、種を明かすと自分の発見じゃないんです。ラジオでチラッと耳にしたことを膨らませただけです。でも、言われてみれば不思議でしょ?
私の記事は結構ラジオのお世話になっています。車に乗っている時間が長いので....。