エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

ハッピー・リタイアメント

2011-09-16 06:56:32 | Weblog

役人達は60歳定年の前に早期退職して法外な退職金を
受け取ったあと 充実したセカンドライフを送る為に???
役人特権を活用して優雅な天下り先を組織ごとに用意する
ほとんど仕事らしい仕事もしないままで
数年後の定年時に もう一度タップリ退職金せしめるためだ
こんな天下りが社会問題になって 昨年 民主党政権の
仕訳人が快刀乱麻の仕訳作業を行なって
廃止解体に追い込まれた筈の組織が
熱りが冷めた頃合いの昨今 密かに息を吹き返して
いるとの報道があったのはつい先日の事だ
なんと役人達の面の皮の厚い事よ

そんな天下り組織と化したJAMSが舞台のこの作品
浅田次郎 作のハッピー・リタイアメントがやっと文庫になった
単行本発売時から気になっていた作品だ
(JAMS=実在の保証協会とは別の架空の事業団体)
余談だけど
(倉敷市大島にある保証協会の建物も不必要にデカイね)
私も定年近い歳になって
正直ハッピー・リタイアメントを考える
私の会社には定年制度は無いが かと言って
仕事をこなしてゆく体力がいつまでも続く保証は無い
今年脳出血で入院してついついその事を考えた
この作品の主人公達同様 何か一発当てて吹っ切りたい
と想う

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