エバーグリーン (いつまでもあほい)

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今更だけど
人間到る処青山有り  

イラの話

2020-06-04 22:10:52 | Weblog

今日の事だ クルマにイラがおるから

箒か何か貸してと言うおばさんに

呼ばれて車のところに行くと

大きな毛虫が車のドアにへばりついている

これは刺さないやつだから大丈夫だ 

といっても気持ち悪いからと近づこうとしない

岡山では毒のある毛虫を総称してイラと呼んでいる

毒のない触っても刺されない毛虫もいる

調べてみると

刺草(イラクサ)や刺蛾(イラガ)などもある

刺草は蕁麻とも書く

草のとげに触るとその毒で水膨れができることがある

それと同じように肌に水膨れブツブツができることから

蕁麻疹(ジンマシン)の言葉が生まれたようだ

イラとはいずれもトゲあるものを指す

語源は?と調べると

ラテン語のイラにたどり着きます

ira

これは怒ってるという意味だそうで

蛇足だが

1970年代過激なテロ活動が問題になった

アイルランド共和国軍 

 IRA  Irish Republican Army

イギリス政府に対してイライラ(怒怒)していたんだろうね

この苛々にも通じるようです

とりあえずそんな訳で

イラとは岡山の方言ではなく

昔からある言葉(古語)のようです

そして今日写真に撮った薊(アザミ)も

刺のある花なので別名を刺草と言うそうだ

こいつに刺されるととっても痛いので電気虫ともいう

薊は刺が大きな草だが触ってもさほど痛くは無い

コメント
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