田舎に帰ると自宅から半径10キロ以内のことを
すぐ近所の事のように聞かされる
それだけ人との結び付きか深いということか?
過疎になって人が少なくなったというのに
なぜか話題に事欠かない
先日も婆婆と同い年の一人暮らしの年寄りが
自宅の前の石垣から転落して
骨折し動けなくなった
夕方でもう薄暗くだれひとり通りかかる
事もない場所で
本人はこのまま凍え死んでしまうのかと
死を覚悟していたというが
今回は奇跡的に長男が
夕方家の様子をみに帰ってきて
最悪な事にはならなかった
その前日には
町内に唯一ある焼き鳥屋にほぼ毎日通って来る
常連の男が 店からの帰り道
小川の橋の上から転落し動くことができず
(近所では人が叫ぶような音を聴いたというが)
それでも誰にも発見されず
次の日水死しているのを
毎日来るのに来ない事を心配して探していた
焼き鳥屋の主人に発見されたという
岡山では用水路に転落する事故があとを絶たず
社会問題になっていると新聞で読んだが
田舎の浅い小川でも不運な事故は起きるのだ
この冬空で川に落ちると冷たかろう?
おいらも飲み屋の帰りには気をつけねば
と 肝にめいじた