今は昔で始まる物語?をモチーフにした三浦しをんの野心作だ
ちょうど今 ジブリアニメ「かぐや姫の物語」が
公開されているが この本の一作目「ラブレス」
は竹取物語をプロットのイメージ作りに使っている
というより
この短編全てこの昔話を使う手法を準拠しているが
かなり いけてる!
(三浦しをん)を本屋大賞受賞作「舟を編む」で知った
「まほろ駅前多田便利軒 」や今回の短編集でも想ったのだが
この作家は女流作家とは思えない程に 漢(おとこ)の書き方が
鋭いなー(クールだ)と思った
これからが楽しみな作家だ