或る、統合失調症患者の独り言

Version 23,31. Jeder findet Liebe im Ende. - 宇多田ヒカル(私的ドイツ語訳)

「常識」に囚われてますか?

2012-07-05 06:39:39 | 日記
あともう一つエピソードがある。

同じ先生の授業でやったけど、

「一人ひとり電気製品を挙げていこう」、

というものがあって、

「まずはコンセントから電源をとるもので」、

という先生の断りがあった。

私の順番が来るまで、まだ、

「コンセントから電源をとるもの」、

が続いていた。

そこで私は、

「時計」、

と答えた。

先生も多分私に期待するところがあったとは思うのだが、

私以後、「そろそろ電池で動くものも良しとしよう」、

ということになった。

しかし、ここに常識と真実の齟齬がある。

私の家には、「コンセントにプラグを差し込み、それで動く時計」、

というものがあったのである。

「時計は電池で動く」、

という常識。

「私の家にはコンセントを電源とする時計がある」、

という真実。


もしかすると、その頃から私は、

「世間の常識」、

というものを疑ってかかるようになったのかもしれない。


一つ付け加えておくと、

その理科の先生を私は嫌いではない。

どちらかというと、「好きな先生」、

のうちに入ってくると思う。


「一般常識」というもの。

疑いすぎるのもいけないが、

随順してばかりではいけないと思う。