或る、統合失調症患者の独り言

Version 23,31. Jeder findet Liebe im Ende. - 宇多田ヒカル(私的ドイツ語訳)

一つの疑問~その2

2012-08-20 01:40:17 | 日記
前エントリの補足として。


翻って、日本人は外国に抗議するときに、その国の国旗を燃やすだろうか?

私の知る限りでは、そんなことはなかったように思う。

一応刑法には、「外国国章損壊罪」がある。


「外国に対して侮辱を加える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。」、


とある。

だかこの条文がブレーキになっているわけではないと思う。

「国旗」というものに対する感覚が、日本人には「それほどのこと」、

というものがないのではないか、と思う。


ちなみにその第二項には、「前項の罪は、外国政府の請求がなければ公訴を提起することができない。」、


とある。

別に挑発に乗って、中華人民共和国国旗を燃やしたとしても、中国の請求が無ければ、

罪に問われることはない。


勿論私の考えの通り、国旗についてそれほどの思い入れといったものが無ければ、

他国の国旗を燃やすなんてことはないであろう。


ちょっと付け加えておくと、中国は尖閣諸島の領有権を主張するなら、

ウイグル自治区やチベット自治区、内モンゴル自治区を独立させるか、

香港のように、「一国両制」とすべきではないだろうか。

これらの地域は、「中国による侵略」、によって編入された地域、いや、「国家」、である。


韓国などでもそうなのだが、子どものころからの「偏った」教育によって、

「自国の正義」「自国の領土」といったものが定着してしまっている。

そのようなことが始まりかけたころに、日本国政府(当時は自民党だろう)も何らかの手段を講ずべきであった、

と思う。今さら民主党政権にはどうすることもできないであろう。