或る、統合失調症患者の独り言

Version 23,31. Jeder findet Liebe im Ende. - 宇多田ヒカル(私的ドイツ語訳)

5月は、「ひねくれ」ている?

2013-05-05 08:01:38 | 日記
まぁこういうエントリを書いていると、

「結局何もかわっとらんがな」、

と言われそうだけど、日本人的な、

「判官びいき」精神の発露だと思って、

「少しは」変わったかもね、

と思ってくださいな。


テレビの気象情報に於いて、

今年の5月(とは言ってもまだ5日やけど)が、

あまり温度が上がってこない、

ということに対して、

解説をしたはった。


要は、「偏西風の蛇行」で、

寒気が日本上空に流れ込みやすくなる、

というだけの話なんやけど、

それについて、

この50年間の温度変化のグラフと、

最近10年間の温度変化のグラフを見比べて、

最近10年の方は、50年間の方に対して、

上げ下げがあって、蛇行している、

と指し示したわけやね。

そこで、答えとして、

「5月はひねくれてる」、

という表現が出たわけ。


擬人法での5月批判という、

それ自体、「人間が自然にいちゃもんつけてるだけちゃうん?」、

という印象を受けたんやけど、

それだけではなくて、

その手法自体が、元々、

「恣意的」、

と言われても仕方がないと思えるんよね。


大体、50年間のデータをまとめれば、かなり直線的な、

上げ調子のグラフになるのは、わからんことはない。

それに対して、最近10年間のデータのグラフを対象とする、

というのは、5分の1のデータで、同じ土俵の上での比較をしようとしているわけやね。

ちょっと意図的、でしょ?

それで、

「5月はひねくれてる」、

といわれちゃあ、5月がかわいそうやん。

5月は5月なりに一所懸命やってると思うよ。

あ、もちろんこちらも擬人法で話してますよ。

「5月」、なんて人間的存在があるわけではないから。


まぁ統計的に、この手法は有意なものか、無意味かは、

それほど詳しく統計を学んだわけではないので、

何ともいえないけど、ちょっと自分に有利なデータとグラフを持ってきて解説した、

としか取れんわけよね。