我が家の裏庭にも、寿司の間仕切り用にと植えられ、子供の頃から見慣れ居たバラン(山城ではこう呼んでいた)に花や実を付けるとは?この歳になるまで気付かなかった。
つい最近に成って植物に興味が出だし、ひょんな事からその事実を知り、早速散歩道で見かけるバランの根元を掻き分けその事実を確認。
根元を掻き分けると・・・出て来ました。
直径2cm程の薄緑の玉の様な実と、これから花を咲かせようとする小さな花芽・・・・
実は手に取って見るとこんな感じ、汚い手袋がちょっと邪魔ですが・・・・。
春先には花を咲かせる様なので、また散歩の楽しみが一つ増えました。
撮影2014.2.19
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スズラン亜科ハラン属の常緑多年草
葉は、根茎(こんけい)から出る根生葉で、長い柄に、大きい広皮針形で先端は尖り、180度回転して逆に向き、主脈が明瞭、葉身は左右違います。
花は、早春、根茎から柄を出して、暗紫色の8花被、8雄ずい、ある花をつけます。
花粉は、蝸牛媒花(かぎゅうばいか)で、カタツムリやナメクジによって媒介されます。
果実は、槳果(しょうか)で1個の種子があります。
蝸牛媒花(かぎゅうばいか)には、カンアオイやオモトがあります。