山沿い散歩道、民家の裏山斜面にクチナシの実がたわわに生っていた。
僕の背丈のより高く伸びた枝という枝一杯にタコを逆さにしたような奇妙な形の朱い実を付けている。
この実は熟れても弾けて割れることが無いので「口無し」と名付けられたとか・・・・
撮影2015.11.13
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アカネ科クチナシ属
10-11月ごろに赤黄色の果実をつけ、この果実は熟しても割れないため、「口無し」という和名の由来となっている説もある。
他にはクチナワナシ(クチナワ=ヘビ、ナシ=果実のなる木、つまりヘビくらいしか食べない果実をつける木という意味)からクチナシに変化したという説もある。
果実にはカロチノイドの一種・クロシンが含まれ、乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられ、サツマイモや栗、和菓子、たくあんなどを黄色に染めるのに用いられる。