山裾散歩道、春先に野辺で見かけるボロギクの紅バージョン。
山陰にスラーっと高く伸び、茎頂に花開かない紅色筒状花10個近く付けて居る。
花は下向きでしとやかに俯いたまま・・・
アフリカ原産の帰化植物だそうだが、いつの間にやら山深くまで侵入している。
撮影2014.7.4
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キク科ベニバナボロギク属:花期は8~11月
茎は直立し、上部でよく分岐し高さ30~80cm、葉は互生、倒卵状長楕円形で長さ5~20cm。
下部の葉は不規則な羽状に分裂、短い柄があり茎を抱かず、花序全体が下を向き、頭花は全て両性の細い筒状花からなる。
花冠の上部はレンガ色、下部は白色、花柱は2裂する。
頭花の周辺から中央部へ咲き進み、雄性期から雌性期へと変化する。
総苞は長さ約1cmで、総苞内片はきれいに1列に並び、外片はごく小さい。
果実はそう果、赤褐色、長さ約2mm、10本の縦肋がある。