カヤツリグサ科の草も種類が多く、似たものが多いのでなかなか同定が難しいけど多分間違いないと思う・・・
よく行く山裾散歩道、谷川脇に群生・・・ひょっろと細く、「やじろべえ」の様に不安定で、梅雨の雨に打たれ倒れているものが多い
細い茎に付けた小穂は長さ6~7mm、先の尖った鱗片卵型。
撮影2016.7.7
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カヤツリグサ科スゲ属ヤブスゲ節
北海道~九州の平地から低産地の湿った樹林内に生え、根茎は短く密に叢生する。
葉は幅1.5~2.5mm、有花茎は高さ30~80cm、鈍稜があって平滑。
花序は4~7個の無柄の小穂をやや間を開けてつけ、苞は葉状で花序より著しく長い。
小穂は雌雄性で、多数の雌花と基部に少数の雄花をつけ、卵形で長さ6~10mm、幅4~6mm。
雌鱗片は淡緑色、果胞より短く、果胞は広卵形で扁平、広い翼があり、長さ3.5~4.5mm。果実は長さ1.5mm。
果期は5~7月