初夏の花としてお馴染みのゼニアオイ 。
田舎では民家付近の道端に独り生えしてることが多い。
今や日本でも完全に市民権を得た帰化植物。
撮影2013.5.19
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
ゼニアオイは地中海沿岸原産の帰化植物。河川敷や線路脇の空き地、高架橋の下などの荒地に生育する強健な越年性の2年生草本。
劣悪な環境にも生育ができるのは地中海気候にも適応した種であることも関係あろう。草丈は1.5mほどになり、株元から分かれて直立する。
花は5月から10月にかけて次々と咲き、直径3cmほど、花弁は淡紫紅色で濃色の筋がある。
基本種のウスベニアオイは茎に開出毛がある点と葉が中~深裂する点が異なる。