里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ツチアケビ(土通草)の花/実・・・花姿更新

2013年07月16日 | 7月の花

今の時期なら間違いなく咲いているだろうと満を持して出掛け、思い通りにこの奇妙な花に対面して来た。

 山中雑木林の下笹に埋もれるように飴色植物が4~5本伸びだしている。

ラン科の腐生植物らしく緑は何処にもなく、葉に相当するものも見つからない。

まるで飴細工か鼈甲細工のような花・・・・

この花に、あの赤いソーセージを思わす実が成る

撮影2013.7.13

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いつも良く行く大和高原山中で思わず出会えたツチアケビの実。

永らく里山、山里歩きはするものの、出逢うのは初めて・・・・・、こうなったら花の時期にも出会いたい。

倒れて地表にウインナーが山盛り・・・・、2~3持って帰って実を割って見た。

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ツチアケビ(学名:Galeola septentrinalis)は、森林内に生育するラン科植物である。ラン科植物として、また腐生植物(菌従属栄養植物)としては非常に草たけが高く、大きな真っ赤な果実がつくので、大変人目を引く植物である。日本固有種。 地上部には葉などは無く、地面から鮮やかな黄色の花茎が伸び、高さ1mに達する。秋になると花茎の上部に果実がつき、熟すると長さが10cmにもなり、茎を含めて全体が真っ赤になる。まとまって発生することがよくある。   和名は地面から生えるアケビの意であると考えられるが、果実は熟しても裂開せず、形状以外はさほど似ていない。果実にはかなりの糖分が含まれ、動物が摂食して種子散布している可能性もある。人間にもかすかな甘味は感じられるが、タンニンが多量に含まれ、化学薬品のような強烈な異臭と苦味もあり、食用にはならない。時に民間薬、あるいは薬用酒の材料にもされるが、薬用効果についての正式な報告はほとんどない。採集すると、時間の経過とともに真っ黒になる。種子はラン科としては比較的大きく、肉眼で楽に形状がわかる。

撮影2012.11.14



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