ARABAKIが目の前でバタバタと会場入り。
新宿でコインロッカーにでかい荷物を預けて、AX着いてロッカーいっぱいで慌てる。
けど、鍵していないやつはスタッフさんが出して良いということで、入っていた荷物を出して利用。
dustTは中に着ていたので、アウター手荷物をぶっこんで中へ。
帰りは、即行会場を出たいので、いきなりドリンク交換、Beerを煽って、フロアへ。
そのときには、ストンピンが始まっていた。
フロアのあがり方が違う。すぐさま熱気に巻き込まれていく。
dustboxツアーファイナルの壮絶さは、すでにストンピンから感じ取れるものが有った。
皆がみんなで楽しみきり、良いライヴで終われることを願った。
2009/04/24(fri)
dustbox『Blooming Harvest TOUR 2008-2009』 @ SHIBUYA-AX
w/STOMPiN' BiRD
OPEN 18:00 / START 19:00 adv 2500yen / door 3000yen
STOMPiN' BiRD
まずはストンピン。少し後方で前の様子を眺める感じで参加。
コレを大人見というのだろうか。
ライヴレポは書けない。昨夜の燃焼が尾を引いている。
まるで遠い地で起こっているさまをニュースで見ているかのように他人事のようになっていた。
ダイバーが一斉に撃ちあがって、人の頭の上を人がごちゃごちゃになって転がっていく。
クラウドサーフが正式名らしい。
転がる人も居れば、這うように前に進んでいく人も居る。
感情で飛んでくる人達をバランス崩しながらも、下で支えている人があってこそ成立する。
お互いが気持ちよく居られるような、ちょっとした配慮をして出来たらいい。
ストンピンに関しては、MCすらも覚えていない。
前に見える光景とステージが重なり合うと、なんとも壮観で・・・
いま目の前に見えているものが現実なのかもわからなくなった。
疲れているんだな・・・私。
私だけでなく、dustファイナルを楽しみきろうと思って、体力温存している人が後ろには大勢いた。
dustbox
いつものように陰アナが入った時間は19:43。
昨夜は開演に先立って、痴漢行為の注意も有ったが、今回は無かったような気がする。
あまりにも普通にコンサート会場のような女性のアナウンスだったので印象が無い。
ひとつ最後の一言が笑った。
『まもなくダストボックスの登場です・・・』
それから3分ほど経っただろう。
客電が消え、S.E.「Hurdle Race」が流れると、どっとステージ前まで押しが起こる。
その波に飲まれて昨夜と同じようなところまで流された。
フロント2人が走って出てきた気合にファイナルの意気込みが感じられる。
いよいよ・・・『とにかく、絶対、楽しみきろう!!!!』 って、そんときに思った。
前の日の「Try My Luck」始まりにぶっとんだので、何が来るか?と構える。
流れが戻ったー! そのまま「Hurdle Race」!!!
キッズ達がもっともっと押し寄せてきて、しょっぱなからダイバーだらけ。
これ、今夜はヤバイやと感じるも、それでも未だ緩やかなモッシュピット。
怪我の無いように、状況見て楽しもう。
トラック順に「Sunburst」~「Spacewalk」、グチャグチャでした。
怒涛の6曲ナンバーが、立て続けて演奏される。
ここで「Try My Luck」サビでみんなが歌いながら、もみくちゃになって踊る。
休まない、続いてきたのは「Daisy」で、思わず、にか~って顔になる。
MCまで突っ走る6曲目はこの曲で締めてきた、「Not Over」最高~っ。
MC1
JOJI:とにかく無事に54本回れて来ました。ファイナルを迎えられて嬉しいです。
車凹ませたり(ぶつけたり?)したけど、何とかね・・・(スガさんもレイジサンも笑ってる)
今日はファイナルだから、なんでもやっちゃって!怪我しないようにな。
そして、大合唱「Sun which never sets」何度聴いても楽しい。
みんなの満面の笑顔を見るのも嬉しいし、メンバも最高の顔!!!
ガンガン続ける・・・1日目もやってくれた「All up to me」だ。
「Falling」毎回欠かさないけど、声が出ていませんスガさんっ!
でもって、軽くMCして「Tohrny Road」ストレートでかっこいぃなぁ。
甲府でやってくれてから、連続して聴いている。
このつなぎでラストは「Smile Like a Child」ですが、ファイナルは小芝居ありですよ
ジョージさんのところまでスガさんが行って、膝を付いてか座ったか?
うつむき加減にイントロを奏でると・・・ジョージさんがスガさんの背中を叩き励ます感じ。
そして二人で見上げる空・・・そこには希望が待っているかのように二人で指を差す。
爆笑でした
ものすごい熱気で酸欠になって節目(MC)とかでフロアを出る人多し。
私もSun which~の流れの後に外へ・・・。
酸素と水分補給が必要って、ダンスクラス並みっ!
ひんやりした空気が気持ち良い。漏れてくるMCをかすかに聞きながら休む。
MC2
スガ:フォークシンガーみたいなことをしようと思います。
アコギを担ぐスガさん「Sleepless Night」を弾き語ってくれた。
フロアのみんなはクールダウン。こんな時間も大切で、じっくりと聴き入ります!
その後はまた休ませてくれないことがわかっているので、呼吸を整えて・・・。
どんどん佳境になるこの3つ目の曲達。
まずは「Bird of Passage」レイジさんのドラムが好き。
少し叩く様子を見てからは、また前方に突進していく。
跳ねるような音。弾むリズム・・・体も弾む。
続いて、1日目はジョージさんが溜めたけど、今日はすんなりとベースの音が出た。すぐに叫んでいた!
「Bitter Sweet」ベース音から始まると気分が高揚する不思議。
そして「Wall of Ice」静かに始まるけど、実は激しい曲で、ずっと走り続ける。
MC前にこの曲「Right Now」
♪サーッチャフリー スガさんの声が響いて、もうそれで最高!そんな気持ちになる。
MC3
ここでMCだったんですが、あがりすぎて廊下で倒れていた。
だけど、かすかに聞えたMCは合宿の喧嘩のことをジョージさんが話していた。
ここでだったか忘れたけど、こんな事も話した。
ジョージ:ツアーが始まった最初の頃、見られないくらいに演奏がグダグダで・・・
でも、そのうちオレがダメな時はスガが、スガがダメな時はレイジが・・・と、
お互いにカバーしあうようになって、うまく回っていくようになった。
(力強く)メンバみんなを愛しています!!! (気持ち悪りーとかホモーとか声が掛かる)
仲良いよね、dustのメンバ。お互いを見る目に愛があるもん
そして、合宿ミーティングの喧嘩を経て出来た曲「Hand in Hand」
ひっそりと聴きながら、再びフロアへと戻った。
拳を上げながら、またフロントまで突っ込んでいく。元気復活w
1曲終わっては少し休みが入る感じになっていった。
ジョージさんが、段々終わりが近づくにつれ寂しくなってきた、終わるのが寂しいとしきりに言う。
フロアから、変な野次が飛ぶのが嫌だけど、メンバが1曲1曲を大切に演奏してくれているのがわかる。
そして次の曲は「Life is Beautiful」レイジさんパワーあるわ、速い!!!
♪うぉお~おおおおー あぁ、どんどん感動してしまうや。
行くよ 行くよ 休んでらんない、最高!!!「Stand By Me」全力で向かっていく私達。
ダイバーすげーし
モッシュすげーし
もう息が出来ないかもしれない。酸素薄い~っ!
死にそうになりながら、なんとか本編終了。おつかれ・・・
またアンコールの手拍子をしつつ廊下に倒れる。
MCで何を言ったかもわからない。
そのうちにザワザワしているような気がして、奮起してフロアに戻る。
やば~い、嬉しい!!! ゲストを招いているらしい。
もしかしてもしかして胆石聴ける?!
あーーーーーストンピンからじゃない。
上手(かみて)からは、本家本元TOTALFATのKubotyが豹柄スパッツで登場
下手(しもて)からはルイージが出てきて、大興奮
そして、「SxOxP」イントロ、扉付近から殆どの人が前に突っ込んで行った。
人の突進力のものすごさを知る。グジャグジャのボコボコ・・・危険なので、しばらくして外れた。
でも、嬉しい!そっからはKubotyのソロ演奏をたっぷりと堪能。気持ちいい~
ゲスト2人は去っていった。フロアの息が荒いこと、変体チック
続けて、チャベスもやってくれる。
ベースはストンピンよりヤスタカさん?
ジョージさん、今夜も最高だ!またサークルが出来ていた。
左回り全力疾走する若者達。ふっと傍観者になりそうになる。
ステージをみて我に返る。
ジョージさんの煽りを見て、まぶしいステージを見て、体育会系ノリで猛烈に楽しむ。
いつしかジョージさんはダイブしていた。
もう、いっぱい いっぱい。
スガさんが自分の夢をあきらめないでやれないことはないってMCをしていたかな?
意識朦朧な感じで「Next Story」を聴き、「Tomorrow」では泣いていた。
全力過ぎて、気持ちをぶっつけすぎてコントロールができなくなる。
大人も子供も何ら変わりゃしないってことに気づかされた。
後は理性の問題なのか・・・
馬鹿で阿呆な自分に薄ら笑いを浮かべて怪しいけど、思いをぶっつけて悔いなく終われそう。
アンコールが終わったけど、ダブルアンコがありそう。
あの曲やってない。ひたすら待つ・・・そして出てきてくれた!!!
MCはもう覚えていない。スガさんが曲紹介していた気がする。
出し切っていたので、頭が相当おかしかったんかも。
気が付くと「Promise You」を演奏している。
少しクールダウンして、ゆったりと聴いた。
いつものように最後の「自分に嘘をつかないで、自分を信じて」
このメッセージをスガさんから聞くたびに、自分が嘘だらけな汚い大人に思えた。
本当は助けて欲しかったり、寂しいと思ったりするのに。
未来を担う子供たちと思いは違うけれど、なりたい夢でなくても理想はある。
何かに突き進む時に、何もしないであきらめてしまう大人がここにいる。
いろんなことに映して見れば、そこには共通なことが浮かび上がる。
大人になればなるほど、自分らしくいられることは難しい。
だけど、自然に素直に生きることが、自分自身を信じることではないか?
ふっと考えながら、ステージを見仰ぐとジョージさん泣いてるじゃん
最後の「Jupiter」は、結局は泣かずにはいられなかった。
そしてスガさんが「まだまだ終わんないぞ~!!!」と叫んで「Hurdle Race」のイントロを弾き始めた。
最後にもう一度「Hurdle Race」、もみくちゃになって感情出し切って終わったファイナル。
やりきったメンバもフロアのみんなも満面の笑顔を見せる。
ステージでは3人が仲良く手を繋いでフロントセンターに揃った。
30過ぎの大人が可愛らしく手を繋いで万歳三唱だ。
すぐにジョージさんがフロアにダイブ!
多分・・・レイジさんが、スガさんをフロアに送った。
で、レイジさんもジョージさんに押されたかでダイブした。
いつまでも去りたくない様子。
11月から始まったツアー。
全54公演は果てしなく遠い気がしていたそうだけど気づけばあっという間だった。
またすぐに彼らのライヴを見る機会はやってくるけど、いつだって、何かが終わるのは寂しい。
このツアーは5回の参加。
毎回、いろんなことを考えさせられた。全力で向かって来てくれた。
何にせよ、大人は全力で何かに立ち向かい、全てを出し切る機会が少ない。
大人だからこそ!エネルギーを発散する場があっていいのだ。
最高に楽しかった。本当にありがとう。
[2009.4.24] dustbox @ SHIBUYA-AX#2
(Start 19:46)
(End 21:33)
※セトリは自分調べ(抜けや思い違いの可能性あり)