ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

特集取材にはなるけど・・・

2006-11-21 20:35:09 | Everyday life
 少し前に、ニュース番組の特集で、軽度の発達障害でいじめにあい不登校になった子供達を受入れている施設?が取り上げられていた。TBSの『イブニング・ファイブ』だ。LD・ADHD・アスペルガー障害・・・最近 耳にすることが多くなってはいるが、学校側教師の専門知識が追いつかないみたいだ。なんでも 教職課程で“発達障害”については学ばないそう

親御さん達のインタビューで、ついぞ学校の対応が・・・って話しになるが、やっぱり浮いてしまう存在は排除する傾向に有るようだ。障害を理解して個別に対応していくという状況にはなっていないのが現実。けれども統計を出すと、6%は発達障害の子供だという。クラスの割合でいくと40人に2~3人はいるということになる。

普通学級に いじめなどで いられなくなり、学校をやめ 今回も特集された施設やフリースクールといわれるところへ移り、夢や希望を持てるようになったのだと子供達は言う。とてもワガママとしか思えない子供達を相手に、“いけないこと”などのケジメをつけさせるよう指導している様子を見たが、先生の言葉が丁寧でなく(むしろ乱暴)、とてもとても怖かった。アレでよいのだろうか??? 今後の社会生活を送るための厳しさを教えているのだろうけれども・・・。個別対応もしているのだろうが、皆がやることを一緒にさせることに、集中して指導をしていた。やりたくないからやらないという自分勝手は許されないのだ 全員が全員うまくいくわけではなくって、フリースクールも合う合わないがあるのだろうなぁー。

いろいろあるなぁ~、学校へはいかなくても逞しくなっていく子もいるかもしれない。アスペルガー障害の性質である こだわり や 人との関わりの困難さ は、学校やフリースクールじゃなくてもいいが、どっかに行って訓練する必要はありそー?

 軽度の発達障害→いじめ→不登校

この図式はなるべくしてなることなんだろうか。いつになれば障害に対して理解されるのだろうか。メディアに取り上げられるたびに、興味本位だけで、理解から遠のくような気がしてしまう。

余談になるが『イブニング・ファイブ』キャスターの三雲孝江さんとは、以前 遠い昔にTVのお仕事で一緒になったことがある。本番前に衣装を2着、スタジオに持ってきて「どっちがいい?」と聞いてくるような可愛い人 とても感じが良かったのを思い出した。


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4 Comments

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教師の知識不足 (tomtom)
2006-11-25 14:28:30
ぴよ姉さんのおっしゃるとおり学校の教師はそのほとんどがアスペルガーなどの発達障害に関して知識を持ち合わせておりません。僕も教師をしていますが発達障害について勉強したのは教師になってからで(自分で本などをたくさん読みました)、大学時代に勉強したことは一度もありませんでした。今までに実際にアスペルガーの生徒を受け持ったことがありますが(同じ学年の他クラスで)、その担任の先生(かなりのベテラン)などはまったく障害のことを理解しておらず厄介者扱いしていました。担任がそんな見方ではクラスメートも当然同じような目で見ますし、いじめも起こりますよね。悲しいけどそれが日本の教育界の現実です。教師もまだまだ勉強不足だと思います。

余談ですが僕も母子家庭で育ちました。母一人子一人だったので、母親はとても大変だったと思いますがきちんと育ててもらいました。子育て大変だと思いますが、頑張ってください
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tomtomさんへ (ぴよ姉)
2006-11-25 15:25:39
はじめまして(^.^)
ご訪問&コメントありがとうございます!

親の立場ばかりで考えては・・・と、いつも思います。
だからといっても、ひとりひとりが個性だらけの子供達。
そしてクラスに2~3人はいるという発達障害もひとつの個性!
個別の対応が難しいとはいえ、教師も最大限の努力をしていく必要はあると考えます。
親との信頼関係にも繋がりますしねー。
人との関わりに希薄になっている、こんな時代だからこそ、余計かもしれません。

教師も日々のことだけでも一杯一杯。
研修することだって、たくさんあるみたいだし。
結局、どこも教員不足?回るものも回らないし、専門の勉強もなかなか出来ないし、悪循環?
じゃあって、専門家を雇っても非常勤という始末。
行政側も大変ですよね・・・
tomtomさんはご自身で勉強されたんですね。

障害を持つ本人が他のものに揺るがないような意志の強さを育んでいくことは、
学校以外でも可能でしょう!と思うようになりました。

難しいですねー。
頑張りすぎずに子育てやっていきます!
励ましの言葉もらって嬉しかった。ありがとう。


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教師は忙しすぎる。 (来福)
2006-11-26 12:42:11
昨年、息子のクラスが「学級崩壊」状態でした。
その際、息子とある子が集中的に一部の子達からちょっかい(要するにいじめです。)を出され続けました。担任(ベテラン)は「子ども達とはそういう物」と考える「天然」な方でした。
息子はそのストレスから体調を崩し(喘息持ちで何度となく窒息の危険がある発作を起こした)かかりつけのお医者様からの薦めにより小児カウンセリングを現在も受けています。
単学級という悪条件の中今年度担任が替わりその先生のお陰で息子は何とか登校しています。
でも、クラス運営の心労からか先日倒れ入院しました。


学校側(管理職&教育委員会)といえば、何もしませんでした。
息子が通う学校は「モデル校」でマスコミにも度々取り上げられるため事実をひた隠しにしています。

現場の先生は熱意のある先生ほど苦戦を強いられています。

今年度、他学年が「学級崩壊」していますが、それも隠し続けています。

親として息子には「学校生活だけが全てではない」というスタンスで接しています。
実際、学習面では塾の方が頼りになるようです。


トビずれかもしれませんが。学校以外でも子どもは育つと信じています。
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見て見ぬ振りが楽 (ぴよ姉)
2006-11-26 16:55:05
来福さん コメントありがとうございます。

私の住む地域でも「学級崩壊」寸前のクラスがあるようです・・・
3年に一度?の異動で熱意ある若い教員が異動に!
穿いていったストッキングは毎度伝染する。
スーツのあちこちにほつれと、大変な状態で頑張っているそう。
少しづつは改善しているとは聞きました。
実際“見て見ぬ振り”をした方が楽なのかもしれません。

私は教師ではありませんが、職場で子供を見ていて大変な仕事だと常々感じます。
うちの子供の学校でも担任が学校で倒れて入院したことがあります。

私も職場で、今 誰と誰が喧嘩をしているから、じゃ、ココに気をつけてみようとか、考えたり、
子供の心を掴むことに相当な神経を遣います。
できるだけ傷つけないように!でもワガママとの見極めも難しく悩まされます。

はっきり言って“見て見ぬ振り”が楽です!
でも・・・人としてどうでしょうか?
どうしても忙しすぎると構いきれませんが、人が多ければ多いほど連携も大変です。
教育の場は提案して習わせることが主体。
集団の中で浮く存在にきめ細かなことを配慮するのには無理が生じる。
学校にいられなくなってもフォローもできない。
では、その他の専門家は?になります。
親は一生懸命に調べて勉強して、答えを探し続けます。
せめて 心の傷ほど深刻だ!と理解をしてもらいたいと願います。メディアの対応も難しいところだと考えますねー。
学校で受入れられない子供は学校を離れて強くなるしかありません。
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