ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

こちらも選ばないと!

2007-07-27 17:51:32 | Work
 世の中には傲慢なまま生きてきてしまった人がいるものだと思った。
今日の面接は、私という媒体でマスターベーションをされたような感じ。

会社概要説明も業務内容説明もなし、質問にも答えない。
…というか自分の言いたいこといって、こちらの疑問に耳を傾けようともせず言葉をかぶせてくる。
私の履歴、どうしようもなく生じてしまった生き方、ほぼ全部が否定された。
コンタクトレンズではなく眼鏡をしていった。
写真と違うからと、履歴書詐称とまで言われる。
とにかく、いやみったらしく重箱の隅をつつかれつづけた。
何故、書類選考を通ったのかが、まったく分からない。
そういう、毒吐きな選考方法をとっているんだろうか?
それでも、『もういい!』と言いたいのを、何度も呑み込んだ。
必死に、我慢して、懸命に認めてもらえるよう答えを探した。
面接官の一人の女性は、女性だけに好意的だが、同情されるのも辛かったりする。

最初に、私の口から経歴説明を促されたため、書類を出して、喋った。
いくつかの質問!中途採用ではお決まりなことを次々と…。

何故、退職したか?
何故、うちを選んだか?
何故、スキルがあるのに、その方面を磨こうとしないのか?
何故、幼稚園レベルのスキルでよい、うちの仕事を選ぶのか?

でも、もっと踏み込んだ質問もあった。
ずっとずっと、正社員としての安定を望んでいる。かつ スキルも磨ければいいと思った。
生活をしなければならないから、派遣や契約で仕事をつなげてきた。
何が悪い?! 涙が出てきた。
「この職歴を見てみたけど、派遣ばかりだと辞め癖がついちゃうんだよねぇ~」
「1・2ヶ月働いて、飽きたからとか 物足りないからって、次のを探そうってね」
では、派遣を続けていたら、もう 正社員の仕事には就けないのか?
すぐ辞めるのを想定されてしまうのか?
少ない時間で私をわかってもらおうとは思わない。
『もう、いいや』

「あなたは、面接を受けた事がありますか?」
「印刷した紙を見て話をする。いつも こういうスタンスで面接に臨んでいるのですか?」
「伝える事は全部頭に入れて、伝えるべきではないですか?」

いつも、そうしている訳ではなかった。
質問形式ではない場合は、書面を広げるのを失礼させて頂いてたが、
今回は断らず広げてしまったのだ。今更、しょうがない。
『失礼いたしました、申し訳ありませんでした。』

最後の最後に一言。
「意地悪い事ばかり言って 申し訳なかったね」

『いいえ』 と なんとか答えたが、もう取り返しはつきません!!
後半は、ずっと涙声になっていた私。

それでも 『ありがとうございました。よろしくお願いします』 と、一礼。
退室をしてから、まっすぐに家へ向かう。
歩きながら、『畜生っ』って、何度も呟いた。そして 涙がぽろぽろとこぼれてくる。
悔しい!涙を流す価値の無い人に憤り、流してしまった涙だから・・・
クソは糞でしかない!
思いやりのカケラもなく、独り、言いたいこと言って満足し、勝手に強制終了する。
そんな“クソ面接官”だった。くそくらえー!

電車で、石田衣良さんの「約束」という短編集にある「青いエグジット」を読んでいた。
片脚を失った ひきこもり少年と両親の話。
子供と自分の生活、子供の自立、将来のこと、ぼんやりと考える。
今がダメでも、決して希望を失ってはいけないと思いながら読んだ。
5駅ぐらいは涙が止まらなかったが、力を振り絞らんと!

そこへお父さん(元夫)から子供と会うことでのメール。
すぐに私からも返信する。
『振込みありがとう!今日も面接、自分が痛くなってきた』
と 思わずこぼして反省。
私が頼れるのは、お父さんだけど、彼は再婚しているのだ。

ま、うじうじしてても進まない。
帰宅後、自然に、すぐにハローワークへ向かっている?
今週は、検索を一日も休む事はなかった。

※ 画像は、街角にある外壁を撮ったが又ボケた。
  “とり南蛮定食” が 幸せになる位に美味しい店なの



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