覚えてもらう

　前にも書いたっけ。
３ヵ月ほど定期的に（最低でも週１）通っていると、人は顔を覚えるらしい。
連日通ったら、もっと覚えるだろうけど、かなり怪しい人になる。
この３ヶ月ランチを頂いたファミレスのウェイトレスさん。
「禁煙・喫煙どちらになさいますか？」　と聞かずに私を禁煙席に案内した。

学校でも特に気にとめなくも、勝手に覚えてしまう子がいる。
その子達に共通していえるのは、よく言えば個性派、悪く言えば変わっている子。
声の大きい子も覚えてしまう。
みんなと同じがいいとされる日本の教育現場では、没個性で埋もれてしまう。
先に述べた子達こそ、光となるのだろう。
そして、その個性を持つ子達は発達障害であることが多い。
人類の進化のひとつとして、社会が変わっていけばいい。

人の認知する能力にはいくつかあって、
例えば、最近ここで話題になったんだけど、トイレのマークの実験。
おそらくNHKかなんかでやっていたものだろう。

赤のスカートの女子用、青の男子用
色を変えたら、男子用なのに女子が入っていく。
つまり、形よりも色で見ているという結論。

案外見ていないってことだよね。
そういう人の記憶だとしたら、顔を覚えるって相当至難の業。
まして会話を交わせなかったらもっと覚えられないはずね。

伝えたい生きものです。伝えなきゃ伝わらない気がする。

もうすぐ、BUMPの新譜 『R.I.P 「安らかに眠れ」 』　が出るね。
墓標に何かを書けるとしたら何て書くのだろうか。

いつもきみのそばにいるよ。

かな。
子供に、ウザイし～ とか言われたりして（笑）
いつか死んじゃうんだなぁ。
だとしたら、いやそうには違いないのだけど、
たくさんの人と会って、たくさんの人と話して、わたしって存在を記憶してもらいたい。

すげー焦る。