ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

特別でもない、絶対もない。

2006-12-17 01:45:21 | Everyday life
 11/21に書いた記事「特集取材にはなるけど・・・」に関連して、又書こうと思う。

TBS「イブニング5」で11/17に放送された小田原市にあるフリースクールから私立学校になった施設を取り上げた軽度発達障害の特集、またまた11/24にTBS「筑紫哲也NEWS23」でも同じVで取り上げられていた。うちでは「発達障害」のキーワードで録画予約をしているので、勝手に録画される。

内容を見ると、「イブニング5」と違うのは社会部の女性が2007年度の「特別支援教育」についての説明、学校の現状を話したことかな?!取り組みに対して、学校の教員への研修を増やす。良いところを引き出してあげる。一般家庭でも理解が必要などなど・・・そんなの難しい。当事者そして親御さんでさえ、どう接してよいのか?を悩んでいるというのに!

短い時間の取材だけでは判断できないが、私には、その私立学校でさえも、あのような対応で当事者が立ち直り自立できるのか?と思ってしまう。やっぱり発達障害でも個人差があるので、そのやり方に合う合わないがあるのだと思うし。特集をみて、いつも思うのだけど、学費はいくらかかるのか?に触れない。営利主義のところもあるだろう。お金が掛かっても、ちゃんとした指導者のいるところもあるかもしれない。メディアで扱われ、少しづつ情報は増えているが、実際は表面的部分しか追っていない。

今回の施設の学校長の話から「良い・悪いを曖昧にしない!」とあったが、それって社会性を持つために必要なんだけど、通常学級に通う子供だって同じだ。現に私が職場で子供に注意していること(ケジメをつけさせる)と変わりない。集団生活を送るための最低のルールっていうものだ。発達障害児はワガママなのではなく苦手なのだという説明をしていたけど、通常学級の子供達に説明して理解してもらい接するのは、とても無理だ!幼ければ幼いほどね。

施設の指導者が子供に言い聞かせる場面があったが、あんな風に言い方が乱暴なのはいただけない。子供に正しいことを伝えるためには、乱暴な言葉では反発心が生まれると思うから・・・。そこにも厳しくしなきゃだけど、思いやりがないと!まともな大人にはなれないのでは???簡潔に叱ることって難しい。乱暴な言葉を使ったり、くどくなったりするのは簡単。何にせよ難しいのだ。番組でも言っていたが、きっとコレが正しいというものがない。その学校に預ければOK!!とはいかない。逆にこじらせることだって有るだろう。発達障害児の対応(通常学級の子供も同様かな?)はマニュアル化できないものである!

その子の気持ちや考えが前向きに変わるのは、学校以外かもしれない。その子に合った影響力のある人との出会いじゃないだろうか。


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