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ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

パリ・オペラ座バレエ団「ル・パルク」#2 @オーチャードホール(5/24)

2008-05-29 00:52:06 | Dance
 オーケストラピットに人がいる。この演目すべてテープ演奏だと思ってたが嬉しい。
楽曲はモーツァルト・・・それだけで高貴で豊かな感じがする。

A・プレルジョカージュが振付けたこの作品は1994年にパリ・オペラ座バレエ団によって初演された。
本日のソワレ・・・> 主演はルグリとプジョル

だいたい何が官能的なのかって、わかるでしょ?
つんと澄ました貴婦人が、あるいはキチンと着物を着こなしているご婦人が・・・
って想像してみてください。
そんな人たちが乱れることに普通以上に興奮を覚えると思う。
私は男じゃないけど、季節は夏にキャミに短パンの女子を見てもそれほどじゃない。
胸の谷間が覗けば違うかもしれないけど、女だって男の人のデコルテライン見て萌える人もいるでしょ(笑)
・・・おっと、話を戻して、取り澄ましている人ほど、乱れるのを想像できない。
そんなところが・・・この作品の見せ場。なんのこっちゃ?!

退屈な毎日
若者たちの愛の語らいも、わずかな時間で過ごすにはいきなりSEXだったりもする。
庭園で語らう恋人達もその手前で狂おしい気持ちのままかもしれない。

話をそらせてしまおう。
友人に大学職員さんがいる。いっつもバレエを観ては彼女と呑むんだが、そのときに聞いた話。
大学のキャンパスは盛りがついた雌猫のように大変らしい
気がつけば茂みで行為を始めようとしたり・・・それを注意する彼女も勇者だけど!!
17・18歳~20・21歳ぐらい(高校生~大学生) あーもーやりたくてしかたねー
だね。
どうにもこうにも欲しくなる?
でも、学校では勉強してね(笑)

動物的に求め合う
それは本能、人は理性があるから、うまくコントロールする。
その大学生は本能だけで、ただの動物にすぎなかったね。

ダンスの振りがまたまた好きで、脚を抜いてロンデさせたり
あーもー なんっつーか踊りたくなる!むずむずする振りなのだ。
イス取りゲームのような遊び的な部分もあったりするし楽しい。
コンテンポラリーの手法でよくあるマテリアルから発展
繰り返し同じパターンがでてくる
1・2・3場とあるパ・ド・ドゥ(2人の踊り)が、それぞれ恋愛の過程を表しているらしい
3場は本能的過ぎて好きだけど、2場のパ・ド・ドゥが好きです。

第3場で、女性が高貴なドレスを脱ぐ。 愛の行為のパ・ド・ドゥ
わずかにまとったシルクのような生成りの衣、ほどかれた無造作な髪
顔を股間へと移動させる。そこに両手を挟む、大きな口をあけて指を突っ込む
プジョルは男の子を出産したばかり、それが更に表現力に磨きをかけた?
ただの若い人だと難しいな。プジョルも30歳を超えた
ルグリは40歳を超えている・・・
年を経て演じられるものがある、親になって初めて醸し出せる雰囲気や魅力
女性らしさが増した気がした。

この作品で見逃せないのは、キスをしながら回るシーン(画像プログラム表紙)
誰もがゴクリと見るところだ。
プジョルがルグリの首に手を回し、しっかりと唇を重ねてセット完了
ゆっくりの回転から、徐々に速めて、最終的にはルグリは両手を左右に伸ばしまわる
それが不思議なぐらい、いやらしくない 美しい☆
ここ 元気が出るんだ、私。そうとう変態みたいだぞ。

朝っぱらから、ビデオ(イレールとゲランだったかな)で このシーン観て 『よ~っしゃ!!!』

何ともいえない空気が漂う
う~ん、捉え方は人それぞれだけど官能の世界だったなぁ
DVDやビデオで観るのと伝わり方が違った。さらに、いい意味でエロいから好きだー(笑) 腐すぎる・・・は~。
やっぱりライヴじゃなくちゃね。


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