ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

NOISM07 「W-view」 シアターコクーン(10/14)

2007-10-14 22:31:39 | Dance
 NOISMの公演、随分と観にいっていなかった。
個人的に好きなダンサーが、他に活躍の場を求めていったから・・・
実際、その人達の公演も観にいけていないのが現実なんだけど。
現在も所属する、何度もWSやバレエクラスに参加している先生の舞台。
本当に、ご無沙汰していて ゴメンなさい。

で、直々に出演ダンサー関係者割引のチケットを取ってもらった。
作品の振付に、WSに参加したことのある中村恩恵さんと安藤洋子さん。
コレは観にいかなくちゃと、『観に行けます』メール。
って、“行けます” は、イカンだろう

NOISM07 「W-view」

公演日程(東京):2007/10/12(金)~10/14(日)
会場:Bunkamura シアターコクーン (渋谷)
上演時間:85分(休憩25分除く)


コンテンポラリーダンスの公演は無音で踊ることも多く、音楽らしい音楽がつかないので、しかも金属音みたいな効果音的なものが苦手な私には、なんとも辛いところだ。
そして今回も、そんな感じ。
中村さん作品は『Waltz』というから、少しは良いかも?
と思ったが、ほんのわずかに流れる程度だった。
となると、振付家とダンサーの力量がとわれる!!!
どうだ?

<第一部> 「Nin-Siki」40分
振付:安藤洋子(フォーサイス・カンパニー)

青木尚哉、井関佐和子、高原伸子、山田勇気、堤悠輔、
原田みのる、藤井泉、中野綾子、青木枝美

微生物が蠢くかのような映像から始まった。
やがて、真っ暗な舞台に点々と水玉のような白い照明の中で何人もが蠢いている?
ごめんなさい。
安藤さん作品は、動きが個々にばらばら、それぞれ運動能力の高さはある。
だけど、人数が多くて何を観ていいかわからないし、本当に訳がわかりませんでした。
多分、アフタートークで話していたみたいに、作品の意味合いがあって、振付かはダンサーに伝えると思うし、それを理解し表現していくものだと思う。
だけど、観客は、観て良いか悪いかしかない。
だって、他の皆はどうか知らないけど、私は、いちいち意味なんて考えない。
強いて言うのなら、いつも魅了される井関さんのダンスに釘付けだった。
まだまだ素人っぽさが否めないNewFace達、歩き方などに出てくる気がする。
これからに期待。

<第ニ部> 「Waltz」45分
振付:中村恩恵(元NDT)

金森穣、青木尚哉、井関佐和子、宮河愛一郎、山田勇気、藤井泉、中野綾子

やっぱり穣さんが踊るだけで引き締まるのは、凄いや!
空間に緊張感が尚一層張りつめていく。すべての動きに納得できてしまった。
もっともっと彼に踊って欲しい。穣さんじゃなきゃダメだってぐらい(笑)
中村さん作品はテキストも用いて、宮河さんが、喋って、ダンスもした。
穣さんのソロから始まり徐々に盛り上がっていった。
構成が観やすい!ソロ、ユニゾン、コンタクト。
それぞれ きちんと観られるように構成されていた。

ダンスのユニゾンで踊られるのは圧巻で好きだ。
今日は4人で踊っていたが、揃えるところはきっちりと見せ、
それぞれの個性をしっかり見せる部分もあって楽しめた。

またコンタクトの難度が高い!!
穣さんと井関さんと青木尚哉さん3人のコンタクトはタイミングが狂ったら大変だろう。
絶妙なコンビネーションだったと思う。
そして、女性の井関さんを美しく引き立たせているところが素敵だった♪

中野綾子さん、元NOISM平原君のWSに参加した事があって一緒に受講した。
その時はNOISMの研修生だったが、今日見て、ものすごく成長していてビックリ。
日常のトレーニングが、その継続が若い彼らを、より成長させているんだね。

「BLACK ICE」? 以来の超ごぶさた鑑賞。
次こそは、穣さんの振付でやるらしい。
NOISM08、来年7月シアタートラムで公演がある。


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