運動会日和

　いつの年からか運動会に縁がなくなっていた。

子供達の一生懸命な姿に涙してみたり笑ってみたりして忙しかった。
馬鹿みたいに写真を撮った。そこにはあの時のキラキラな子供の表情。
かけがえのない思い出がつまっている。
その時の写真を時々覗いては目を細めてニヤニヤしてしまう。

　もう老人の域だ。

子供の成長は早くて、すっかり生意気な口を利き、一人で生きてきたような・・・

　あのさ！私が産まなきゃいなかったのよ！

それでもいないと寂しいもの。
この連休に元夫の田舎にいってしまったら寂しくてどうしていいかわからなくなってしまった。

掃除して、きれいにして、帰ってくるのを迎えよう！

ところが大変な騒ぎ。

結局は行く前よりもぐちゃぐちゃの状態で出迎えそうだ。

運動会の徒競走の「パンッ」って音
走りきってテープを切るのはいつになるだろう？

連休最後の日の昼下がり。

ちょっと休憩してました。
よっしゃ、も少し頑張るぞ。