仲間に出会える会

　高機能自閉症・アスペルガー部会という会があり、毎月第3木曜日に定例会をしている。なんとか困っている息子のこと、そういった会へ参加して情報や交流をしたいと 初めてだし凄くドキドキしながら予約を入れ、同じ悩みを抱える人とお話ができるのを とても楽しみにしていた。

それなのに午前中に研修が入っていることを昨日知る。本来は午後からの仕事、何故か午前中（時間外）に就業時間に含む仕事なんて・・・なんで なんで なんで？ よりにもよって同じ日 同じ時間 なんだぁ～？今は息子の事が心配で大切・・・だけど なんだかんだ話の流れを汲み、半日考えて 結局は高機能・アスペ部会をキャンセルした。うぅ つらい・・・ 仕事が邪魔だ って 今回はこんなにも強く感じた。

いい加減だなぁ自分は・・・と思う。何しろ経験が全くない今の職に就いたのは仕事の内容でなく 午前中は子供達のことで有意義に使いたいと思っていたからだ。しかし就業条件に示されている就業時間とは違うではないか？入ってみなきゃわからないとは こういうことだ。我がままかも知れないが、それだったら 専門スキルを活かせた方がいいに決まっているし フルタイム勤務だったら 潔く諦められていいよ　実は時間が短いだけで、パート感覚ではやれない超専門職だったのだ。侮る無かれ　そして軽い気持ちで足を踏み入れたことを猛反省する。

長い者が築き上げたものを壊してくれるなと 何も分からない新参者には重くて見えない空気や圧力。「基本は教えなきゃいけない。」それはそうだ。私にはチクリチクリと 突き刺さる言葉のひとつひとつ。きっと 悪気はない。これまで洗脳に近い状態で働いてきた人なのだろう。長いこと休ませていただき有り難かったと 出た現場。なのに すぐにも転職を考えさせられる言葉のシャワーだ。「何が大切なのか 考えなさい」と言う投げかけは優しさでもあるが 私を悩ませる。「知りませんでした。予定があるので休みます。すみませーん！」って あっけらかんと断ることもできなくはない。ちょっとねー病明けではタイミング悪すぎた。

今年は六星占術（信じきっている訳ではなく 参考にしてる程度ですが）で“大殺界”を抜け“種子”という種まきの年だ。私の六星のとこを再度確認してみたら「金星人は、一言で言うと、行動の星で、「せっかちな自由主義者」です。こよなく自由を求め、何ごとにつけ、合理主義にのっとって行動します。理屈に合わないことは絶対にしようとしないし、古き伝統とか、迷信などというものもあまり信用しないのが金星人です。」

やっぱりね～。
思い通りにいかない 納得いかない 格式めいた古いしきたり などが嫌なんだ　だからか。

あと2ヶ月残っている“種子”という年は 焦らずに取り組む 翌年以降への影響となる経験の年 と判断。息子は外へは自重ぎみ、家では気儘でのんき。 来年の私は“緑生”という年。そろそろ 息子が気を許せる仲間と出会えることを願い、行動を起こそうと考える。スムーズにすすめるには 仕事もせずに いつでも行動できるのがいいけど それじゃ 生活できないよねぇ。

どうしたら・・・前向きに、これからを考えられるような仲間と出会えるのか？

不安な社会復帰

　少し前になるが「どうよ？ここ2・3日手術したところを“痛い”って言わないね。」息子が言う。

「あ うん。そういえば そうだね・・・もうすぐ手術して3週間だもん、やっぱり日にちなんだね」一応 心配してくれてるんだ、嬉しい　確かに この3日前辺りから、お腹も張らなくなったし、今までより痛みが楽な気がする！あと1週間で術後1ヶ月なんだなぁーって びっくり(@_@)

表面の傷はスッキリした。お腹の中の傷は見えないけど、偉大なる人の再生能力で復活するんだろうなぁー。とにかく腸はとびだしてはいない。良かった　日にちだなぁ！日にちが解決してくれる。この療養期間は ほぼ療養でしかなかった。“痛い”って思うと もちろん体をかばうから のんびり。寝たり起きたりって訳ではないけど 適当な主婦だった　本当は子供のことで少し動きたかった。夏休みも同じことを言っていたと反省する。自分の健康があって次に進める!! だから仕方なかったけど情けなすぎだ。季節は秋・・・寒くなると活発に動けなくなるよなぁ。時間を作れるのか？とにかく当然だが病休は そのとおりに過ごしてしまった。

本日 久々に勤務。みんな 心配もしてくれたが それよりも好奇心の塊！（かたまり）「大丈夫ぅ？」と言いつつも 「どこ切ったの見せて～」とか「証拠を見せろ」とか・・・　ほんの一部の子供は説明しておいても、突発的な行動を！ とても心配になった。傷の部分にボールをガツーンッと押し付けたり、体当たりしたり（これがいつもの挨拶だったっけ）　さすがに私も怒った　と同時に痛みと情けなさで悲しくなった。外部からの衝撃で、お腹の中の縫ったところが、裂けたりしないのだろうか？やっと、ここ2・3日で痛みが取れたのに・・・　かなり怖くなった。その場では何とか平気！って思ったけど、帰宅してみると 体当たりされたところも痛むし、立ち仕事での脚の疲れもかなりだった。とても不安になる　復帰すれば1・2日はかばってくれても、すぐに日常に戻るだろう。

その点、やっぱり わが子は ありがたい。大したことをしてくれるわけではない。でも、 気遣ってくれ 沢山手伝ってくれる事は無くても ちょっとした言葉 ちょっとしたことで励まされる。今日みたいなことがあると「お母さん、もうそんなところ辞めなよ！」と娘が言う。「そうなのかもねぇ」って～そんな訳にはいかないけど、やっぱり体は大切だ。

またもや 母ちゃんは100歳近くまで 長生きしなくちゃって思う