くもの巣のクモ

　今日の職場では、巣づくり中の蜘蛛を捕まえるのに夢中な男の子達を見ていた。どうやら1匹捕まえたらしい。Y君が「オレ達、名人だから」と自慢げ。幼虫、サナギなどなどもドンドン探してくるのだからビックリ。

更にクモを捕まえようとしていて「先生～上が見えないから、オレを持ち上げてー」とT君。「どれどれぇ？」T君を持ち上げる・・・「あっダメだ！重いもの持ったらいけないって言われてる、手術で縫った傷が開いちゃうから」と すぐに下ろす。やばいやばい危ないトコだった　「見たけど、いなかったよ～」と納得させる。

その後も でかい蟻とカマキリを捕まえた。ひょいと捕まえると「先生すげー」と褒められた・・・何をしているのか？？？危険じゃなければ虫を捕まえることはOKだけど、最後には放してあげるのが、ここの決まりだ。日本トカゲを捕まえたときはタマゲタが、捕まえっぱなしで忘れて放さずに帰ってしまい、帰りに見たら ひからびそうに　慌てて放した。昆虫や爬虫類？嫌いには勤まらないかも。夏はセミの抜け殻とミミズと団子虫の捕獲が流行って、我も我もとプリンの空きカップが飛ぶように売れ？玄関先に団子虫入りカップが並んでいた

ふと 近くを見ると、お休みと言って帰るはずの男の子K君が、石の上に座って何やら思いにふけっている。傍によっていくと「T君に頭にきている、ぶん殴ってやりたい！けど、先生や親にいわれちゃうから・・・」うつむきながら話す。私は聞いただけ。「そっかそれで悲しかったんだね。こうしているとお母さんが心配するから帰ろう！」これ以上聞くべきか迷ったけど、話して少しは楽になったのか？その子は帰っていった。子供って思い通りにならないとき感情をあらわにする子とそうじゃない子といろいろだ。

一方砂場では、ボールや遊具を埋めて山をつくっている男の子、女の子はケーキやクッキーを作るのが定番。体育会系の女の子は？ひたすら鉄棒で逆上がりや豚の丸焼きなどをしては「見て～！」と叫んでいる。なぜか男の子は鉄棒をしない、不思議？「明日天気にな～れ」と靴を放るのが楽しい4・5人の男の子、ずーーーっと繰り返している、なぜか天気でなくて、靴が落ちた方向で点数をつけはじめた　へぇ～やっぱり子供は遊びを考える天才だぁと感心する。

とってもくたびれるけど、もともと人間観察が好きな私にとって、子供のすること、発想が面白い毎日だ　蜘蛛の子のように四方八方に散らばり遊ぶ様だったり・・・あちこち巣づくりしたり、巣の中で日々育っている子供達なんだな～。

※画像はクモの巣バースト：ハロウィングッズ
いよいよハロウィン！！子供はヤケに盛り上がっていてディズニーランドの話題にもなった。「トリック・オア・トリート」も皆知っていた　凄い

まだ完治じゃなかった！

　お腹は完治と思っていた。傷の痛みは癒えた！けど、あと2ヶ月は大事にした方が良いらしい　というのは・・・

先日 職場の健康診断があった。とても簡単なもので、あれじゃ悪いところは見つからないだろうってものだった。尿検査・体重測定・血圧・問診だけ。尿検査は問題なし、体重は術後2kg減っていたが、元に戻った。体脂肪率は22％、30％過ぎるといけない（肥満？）と言う事を知った。血圧の低いこと　80の50しかない。とりあえず上が80～100ぐらいと覚えておくように言われた。ラストの問診で手術の事を医師に伝えたら、お腹の中の傷には腹圧をかけるのは厳禁で、重いものを持ったりするのがマズイらしいのだ。

とはいえ、ダンスは下腹が命!!お稽古をしていて、だいぶバランスが良くなったと喜んでいたけど・・・なんか後ろバランス気味みたい。今日のリハでポーズを他の人にみてもらったんだけど、後ろによっかかって見えるという。どっかで下腹をかばっているんだろう～。うわぁーまずい！“お腹はもう大丈夫”って言ってくれよぉ。ポアントを履いて踊るとなると、更にバランスが前でないと踊れない。あと2ヶ月と聞いてから、どきどきになった。どうしよう！？下手するとお腹の中の傷が開いたりするのか？

今回の舞台に出演するメンバと比較してみると、私の技術レベルは低い　だから先生に基礎は殆ど否定され、厳しく叩き直された（癖は恐ろしくて 直りきってはいないが）プラス 体の不具合が続いた。リハが始まった当初には 右手親指の捻挫、次にアキレス腱炎症、更に腹痛が頻繁になり開腹手術 と続き、満身創痍から脱出できないまま？残すところ3週間だぁー。振り覚えが悪いとか振りを忘れるのは 若年性なんとやらか？ 今夜はリハでの細かい動きのいたらなさに凹み、そして反省し、概ねコールドが合ってきているだけに、一人が振りを間違えると目立つので、再度 確認したりしていて、覚醒気味だ。

ま、体の回復は時間でしか解決しないし、焦っても どうにもならないので、残された時間でやれる事をヤルっきゃないや