魅惑の島 沖縄を知り楽しむ

沖縄を知り楽しむ。
魅惑の島 沖縄。歴史、文化、亜熱帯の気候が織り成す独特な空気。
旅人を魅了して止まない沖縄

観光客の疑問

2015-10-04 20:34:10 | おじぃとおばぁの話し
 



 観光客の疑問

tiger60は観光客を案内していて質問されることがある。沖縄県民にとっては日常にありふれた光景でも初めて沖縄を訪れる人には不思議な光景や疑問となってくる。

ミニバスで運行中、原野に雑草が多いが、何か作物とか栽培しないのかと聞かれる。雑草に見えるのはサトウキビである。観光客にとっては亜熱帯気候の沖縄では雑草も大きく太く生

えると思っているようだ。あれは砂糖を作る貴重な原料のサトウきびだと説明するとびっくりする。無理もない初めてサトウきびを見るのだから分からないのだ。沖縄にとって貴重な

財政収入になるのがサトウきびだと説明している。


建物の上にタンク状のものが見えるが何かと聞く。昨今は断水が解消されて使う必要はないが、20年前まではダムが少ないので貯める水が十分ではなかったので、夏場の暑い時期に断

水の事態になっていた。大きな近代的なリゾートホテルの室内でも断水の影響があり、空調の温度を高めに設定せざるをえなかった、とても暑い夏場を過ごしたものだと説明する。水

が豊富な他府県では想像もつかない沖縄の断水を理解してくれた。断水のなごりが住宅の屋根に設置された水タンク、沖縄の風物詩のひとつかも知れませんね。


ハブ(蛇)はいたるところにいるのではと想像をたくましくしている観光客も多い。その割には南部の集落を案内している時、石垣の隙間の穴に指を入れたり覗きこんだりして大変危

険である。

沖縄県民はみんな泳ぎが上手だと思っている。県民は泳ぐ時間も夕方などの太陽の陽が弱くなってから海で泳ぐと話す。決して暑い昼間の時間にビーチで寝転がり肌を焼かないのも県

民は焼けどがいかに辛いものか知っているからと説明する。夏場の救急病院には焼けど状態や熱中症の観光客が受診のためにくる。


ある観光客は真顔で聞いてきた。沖縄では豚料理が多いと聞いたが豚の毛や骨なども食べ方があるかと、これには答えに困りそうだった。さすが豚好きな県民でも毛や骨を食べること

は不可能ですと笑って答えた。豚の脳は食べるのかとも聞く、豚の脳を食べるとは今までの65年間で一度も無い、但し豚の血はチー入りチーという料理がある、滋養強壮の料理であある。


tiger60日本の国でも住む環境が違えばもの見方、捉え方が違うのは当然ですね、特に沖縄は亜熱帯気候が織り成すこの特異な環境が多くの人を魅了するのでしょう。沖縄には世界が恋すると云われるケラマ諸島などの魅惑に満ちたところもあります。先日、那覇空港で出合った白人の女性二人に聞くと、わざわざフランスからケラマ諸島にバカンスに来たそうです、イタリーから新婚旅行に沖縄来て10日間過ごすそうです。世界中から注目されつつある沖縄ですね。こんな小さい島が世界の注目の的になっています、県民は誇りを持ってよいと思います。










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