バイク工房内の出来事。

バイク選びやメンテナンスのヒントを見つけていただければ。

カーボン修理・・・

2020-12-25 | カスタム
なんて事もたまにします。

昔は車のパーツもカーボンやケブラーで作っていたりした事があり。
作業はなれています。


ただ、数千円の作業なのでビジネスベースでの仕上がりは求めません
どちらかというと人助けのつもりです。


突っ込みどころはあると思いますが、経験上これでも十分です。
この場所の破損は起きない仕上がりです。

フレームも行います。
フレームの方が簡単です。

だた、何でも! って設備はありません。
形状、状態、場所 により安全性を考えて出来ない作業もあります。



このホイールは超大手ですが、元々この程度の仕上がりですのでw
先程の仕上がりでも違和感はないと思います。


ホイールもフレームもカーボンは修理できます
アルミはほぼ不可能です。

ただ。
お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。 
保証付き工場修理は最低3~6万円しますので、御希望の方は保証無でお受けしています。

最低二回削って全身繊維だらけになり(都度洗浄w)、消耗品も多く採算は合いませんが。。。
仕上がりが趣味なので高くても1万円で!



TTバイク セッティングの前に...

2020-12-07 | クリニック
前々回の続きです。

話は戻って。そもそもの考え方です。

TTバイクのセッティングの仕分けですが。
1.既にロードバイクの基本と、TTフォームが出来上がった方。
2.ロードバイクの基本を身に付けた方。
3.TTバイクがバイクスタートで慣れているが、ロードバイクの基本を持っていない方。
4.ロードバイクの基本を身に付けていないが、TTバイクを用意する
5.性能を求めない。楽しく嗜みたいサイクリスト。


と、分けたとしましょう。
5番は今回の趣旨からは外れますが、そもそも趣味です。
イメージ優先で楽しむのも、大人の嗜みとして大好きなスタイルです。


そして本題ですが、
1番がパフォーマンスが高いと思います。
次は2番になります。
残念ながら、経験では3番と4番の方は行き詰まります


全てにおいて会話と検証で判断する事が大切で、
クリニックのスタートになります。


当店では、嗜みでは無くパフォーマンスを求める初心者の方は。
ロードバイクでスタートする事を勧めています

なぜなら、トライアスロンTTバイクは。
一人のアスリートが複数のポジションを身に付ける事で優位になります。
それらすべては可変と定義すると、基本がロードバイクスタイルになります。


したがって、正しい可変を身に付けるためには、
正しい基本が必要になります


私が関わった数々のトップトライアスリートにも、トライアスロンスタートで行き詰るアスリートが多くいました。

一方
ロードバイクでしっかりと練習してきたアスリートは、
TTバイクも乗りこなせていました。


結論、急がば回れで。
TTバイクを用意する前にする事が沢山あります。

中途半場で用意すれば、そのパフォーマンスで打ち止まります
並行しての進行もお受けする事もありますが、TTバイクの仕上がり精度は変わります。


最近で言うと、安松選手も2年掛りで基本を身に付けています。
岩渕選手も基本から始めて今に至ります。

なぜかと言うと。
は次回で・・・


お疲れさまでした。
読んでいただきありがとうございます。