2016/12/24
クリスマス、良い子の元にはサンタクロース、悪い子の元にはクランプスがやってくる。
…というワクワクする設定だけど、一通り観てもどういう話だったのかよくわからず。
クランプスが人を襲うシーン。
鎖分銅的なもの振り回しているけど、犠牲者に何がヒットしたのか、映っていない。
全体的に肝心なところが映っていない。
女の裸は出てくる。必然性は無い。
サービス精神は大事だけど、作品全体が、観客が真剣に観ることを拒否しているような感じ。
主人公の刑事も、ちょっと信じられないくらい役に立たない。娘のほうが強い。
最後のどんでん返しを狙ったと思われる、クランプスとは別の悪人も、うまく機能せず。
真のサンタクロースの存在もよくわからず。
もう一回観たらわかるのかもしれないけど、それなら最初の設定だけもらって自分で話を作るほうが楽しいような気がする。
わずか83分の映画でも長いときは長い。