2018/12/5
・例年どおり今年もTGRの授賞式に行く(授賞式は入場無料で誰でも入れる)。
・例年と違うのは今年の参加全31団体のうち、24団体も観たこと。賞レース予想がいつになく楽しい。
・去年、全作品を見るのはどんだけ大変なんだろうという疑問が沸いたので、人体実験してみた。
・大賞と新人賞エントリー作品は、それぞれ1団体ずつ見落としたものの、ほぼ全部見ることができた。
・フルタイムの仕事をしつつ、脚本の締め切りを抱えながら、チケット代を払い、感想をブログに上げた。
・我ながら観客賞をもらってもいいのではないか。
・たくさん見たから偉いというわけじゃないけど、たくさん見たから言えることもある。
・正直なところ、もっと辛いかと思っていた。
・少なくとも今回に関しては、多少退屈な作品でもいいところは必ずあって全体的に好意的に見ることができた。
・つまり札幌の演劇作品のレベルが一時期に比べて確実に底上げされている。
・審査員の平田修二さんも似たことを仰っていて共感。
・賞レースは予想が結構当たってて逆にびっくりする。
・世界エイズデーシアターはすばらしかったんだけど、企画先行なのは間違いないので、優秀賞までは入っても大賞は難しいと思っていた。
・誰が見ても楽しめる会話劇が評価されたのは、作風が近い自分にとっても元気が出る。
・優秀賞二作は、空宙空地とこふく劇場。
・どちらも大賞の本命だと思っていたので、名前を呼ばれた瞬間は「おめでとう」というより「大賞じゃないんだ」という驚き。
・俳優賞には村上義典くんと木山正大くん。
・二人とも可能性はあるとは思っていたものの、それこそ空宙空地のおぐりさんが強いのかなと予想していた。
・予想は外れたけど、二人ともとても良かったので、勝手にうれしくなる。
・交流会では、関係者の方々に直接気になったところを質問できてよかった。
・『裸足でベーラン』は『裸足で散歩』とは関係なかった。さすがに強引だったか。
・それなりに散財したのは痛かったけど、全体楽しかった。
《TGR2018結果》(Twitterの公式アカウント参照)
◆TGR札幌劇場祭2018大賞◆
世界エイズデー札幌実行委員会
世界エイズデーシアター「TEA FOR TWO~二人でお茶を~」
◆TGR札幌劇場祭2018優秀賞◆
劇団こふく劇場 「劇団こふく劇場第15回公演 ただいま」
◆TGR札幌劇場祭2018優秀賞◆
空宙空地 空宙空地3都市ツアー札幌公演「轟音、つぶやくよう うたう、うたう彼女は」
◆TGR札幌劇場祭2018新人賞◆
演劇家族スイートホーム「裸足でベーラン」
◆審査員賞◆
RED KING CRAB「ガラスの動物園 The Glass Menagerie」
◆審査員賞◆
旅木演劇工房 「丘の上の桜の木に」小島瑚乃美さん
※俳優賞は大賞エントリー作品の出演者からの選出となるため、審査員賞での受賞です。
◆俳優賞◆
村上義典(世界エイズデーシアター「TEA FOR TWO ~二人でお茶を~」/世界エイズデー札幌実行委員会)
木山正大(RED KING CRAB2018「The Glass Menagerie ガラスの動物園」/RED KING CRAB)
◆TGRのホームラン王2018◆
☆1700個でトランク機械シアター「ねじまきロボットα~バクバク山のオバケ~」です!おめでとうございます!
◆TGRの首位打者2018◆
平均評価数4.88で、人形劇団ぱぺっとグース「人形劇「舌きりすずめ」ほか」
大賞は選んでなかったけど、意外と当たっていた予想。
ハンコもらい忘れただけで教文は「書を捨てよ~」、cube gardenも「DELETE」で行っている。本来の趣旨はスルーした。