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遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

フランク・キャプラ監督『素晴らしき哉、人生!』(1946年)

2016-12-13 00:51:26 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

 

素晴らしき哉、人生! [DVD]
クリエーター情報なし
PSG

2016/12/10

昔の作品とは言え、タイトルが物々しくて手が出しにくかった。

住宅ローンの仕事をしている男が、かつて自分が助けた人たちによって危機を乗り切る話。

「情けは人のためならず」そのまんま。

奥さんの「運命の人に出会った」感はすごいけど、人助けをしているうちに、彼が本当に望んでいた大学進学も旅行も果たせないまま。

どんなに優しく賢くても、運命には勝てない。

それにしても、8000ドルの管理の杜撰さ。

展開上の都合か、たまたま盗んだのが悪役だったけど、誰が盗んだとしても主人公サイドは言い訳が出来ない。

それはともかく、序盤で登場人物を一気に紹介する手際の良さ。

うっかり家族に八つ当たりしてしまう彼の弱さ。

最初に自殺をほのめかすことで維持される緊張感。

なるほど、名作だった。

コメント (1)
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