遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

火曜日のゲキジョウ「第3回30GP Micro To Macro『ベリーメリーゴーホワイト』」

2018-02-25 02:21:22 | 観劇三昧:第3回30GP

観劇三昧:火曜日のゲキジョウ「第3回30GP Micro To Macro『ベリーメリーゴーホワイト』」

2018/2/24

愛するニャーコの遺骨を抱えたトリオが、不思議な列車の中で彼女との思い出に浸る話。

列車の中で白いネコとトリたちが思い思いに過ごしているオープニング。

一目、インパクトがある。新鮮。

地球と月の引力を人と人との関係に見立てた言葉を繋ぎ、お話自体がテーマ曲への長い助走になっている感じ。

ギターとヴァイオリンの生演奏が入ると、何はともあれ豪華な感じになる。

鳥→ピッピッピー→長渕はわかるんだけど、猫→にゃあ→にゃっちゅうの(だっちゅうの)の関連性がどうしてもわからない。

野球のシーンで、ヴァイオリンでグローブ、ギターでアンパイアのプロテクターを表現する見せ方も斬新。

新庄という名前が出てきた時の絶望感。

「過去か未来か」と問われて「今だ」と答えた話だと解釈したけど、それでいいんだろうか。

<作品情報>(観劇三昧HP)
公演時期 2018/01/19
上演時間 00:27:32
出演者:
石井テル子/泥谷将/田米カツヒロ/楠村史帆/田村晃司(violin)/千代延佳明(guitar)
スタッフ :
脚本・演出:石井テル子

あらすじ
旅に出る男と女。揺られ揺られて辿り着くのは一体何処なのか。「なぁ、そこはきっと白いんやろ」

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火曜日のゲキジョウ「第3回30GP The Stone Age ヘンドリックス『おしゃべりはやめて』」

2018-02-24 22:53:12 | 観劇三昧:第3回30GP

観劇三昧:火曜日のゲキジョウ「第3回30GP The Stone Age ヘンドリックス『おしゃべりはやめて』」

2017/2/24

死体安置所に横たわる母の傍らで、母の遺したウソだらけの日記を、娘が読んでいく話。

デタラメ日記から、故人の人柄を表現する手の込んだ仕掛け。

日記にある「ガリ勉」の表現が明らかにガリ勉経験のない人が書いた文章だし、「高校時代の青春=高校生クイズ大会」というのも、普遍性のある渋いウソだと思う。

ウソの森だと思って眺めているとときどき見落としちゃいけない本物の木が混じっている。

母役には西原希蓉美さん。

以前ライブで見た一人芝居は圧倒的としか言いようがなく、勢い満月動物園の作品も優先的に視聴するようになったほど。

何をやっててもポジティブな何かが出ているので、遺体の役割は結構ムチャだったと思う。

天真爛漫な母でも、その「母親」という役割が日記の内容を制約してしまっている悲しみ。

そんな「目には見えない天井」を、さっきまで他人同然だった娘がブチ破る様が見どころ。

<作品情報>(観劇三昧HP)
公演時期 2018/01/19
上演時間 00:29:44

出演者:
西原希蓉美(満月動物園)/武田操美(劇団鉛乃文檎)/岩切千穂(仏団観音びらき)/アサダタイキ/坂本顕/中井正樹

スタッフ :
脚本・演出:朝田大輝

あらすじ
ひとりの売れない女優が死んだ。女は死ぬまで演じ続けた。残されたのは一冊の日記だけ。そして女は母になる。

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火曜日のゲキジョウ「第3回30GP COMPLETE爆弾『ファミリー』」

2018-02-23 01:23:20 | 観劇三昧:第3回30GP

観劇三昧:火曜日のゲキジョウ「第3回30GP COMPLETE爆弾『ファミリー』」

2018/2/22

引きこもりの福原福子が、兄と妹、死んだはずの父親が見守るなか、外に出る理由を見つける話。

何らかの事情で疲弊した人が、周囲の干渉とは無関係に勝手に回復するというのは、物語的ではないけど、現実にはよくあること。

個人的には好みの展開。世の中、そんなもんだと思う。

それはともかく、妹の福原愛(役名)。

名付けの話題になったときに「似てたから」という台詞があるので、他人という設定なんだと思うけど、中国、卓球、結婚と本人を匂わす単語が多く混乱する。

日本が久しぶりという理由で、絶対わざとじゃないと身に付かないようなカタコトの日本語で話しているのもヒヤヒヤする。

いっぺん、本人に「わたし、こんなんじゃない!」と怒られたらいいと思う。ツッコミはほしい。

映画『菊次郎の夏』の有名な台詞「菊次郎だよ馬鹿野郎!」が印象的に引用されている。

本当の父親が菊次郎のふりをしていた、というひねり方が好き。

※役名の漢字は推測です。

<作品情報>(観劇三昧HP)

公演時期 2018/01/19
上演時間 00:27:13
出演者:大橋未歩/吉原麻梨子/浅田武雄(O.Z.E@大阪)/近藤ヒデシ
スタッフ :脚本・演出:近藤ヒデシ
あらすじ
西暦2000年旗揚げの独り劇団、COMPLETE爆弾が、17年経って三人劇団になりました。ゲスト出演に浅田武雄氏を迎え、満を辞して新生COMPLETE爆弾な感じでいくかと思いつつ、「そんなことより、まだCOMPLETE爆弾って劇団あったのか。」ライクにまいります。どうぞよろしく!

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火曜日のゲキジョウ「第3回30GP ユニットまいあがれ『そこはかとなく優しくフィット』」

2018-02-22 00:04:29 | 観劇三昧:第3回30GP

観劇三昧:火曜日のゲキジョウ「第3回30GP ユニットまいあがれ『そこはかとなく優しくフィット』」

2017/2/21

結婚式を控えた塾講師のエリコの住処に、かつての教え子が首を吊りにやってくる話。

塾講師は、営業していないバーに住んでいる。

生活感のない空間が彼女の性格を補強している。疲れた社会人感。ちょっとやそっとの異常事態では感情が動かない感じ。

そして、仕事スイッチ入るとかっこいい。感情は選べ。

二人の距離は大して縮まらないけど、最後に彼女がちょっとした行動を取ることでまとめているところが上品。

その塾講師を偏愛する教え子。

彼女の非常識な行動も、自身の問題というよりは、家庭環境が問題なのでちゃんとかわいそうに思える。

内容は全然違うんだけど、チャップリンの映画を見たときのような悲哀を感じる。

何の「解決」にもなっていないけど、「救い」にはなっている。

人生はその繰り返しだと思うと、その縮図を30分で表現していてすごい。

<作品情報>(観劇三昧HP)
公演時期 2018/01/19
上演時間 00:28:57
出演者:中嶋久美子/米山真理
スタッフ :脚本・演出:室屋和美(劇作ユニット野菜派)

あらすじ
ゲロ吐きそうなほど子供嫌いの塾講師・枝里子。25時、自宅に帰るとそこにはドアノブにネクタイを結えたランが待ち構えていた。「せんせい、わたし満員電車が大好きなんです。一人じゃないって感じがして、でも放っておかれる感じもして…」身勝手な中二病少女と振り回される偏屈講師。不思議と惹かれ合ってしまう二人の、優しくハッピーな「依存」の物語。

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火曜日のゲキジョウ「第3回30GP 空宙空地『雨の日はジョンレノンと』」

2018-02-21 00:20:09 | 観劇三昧:第3回30GP

観劇三昧:火曜日のゲキジョウ「第3回30GP 空宙空地『雨の日はジョンレノンと』」

2018/2/21

雨の日の喫茶店、ジョンレノンの話題を交えながら男女が別れ話をする話。

単純な舞台装置、関係性、話の展開、前に見た『ムーンライト』に重なるところが多い。

おぐりまさこさんは、ここまで見た30GPで唯一ライブで見たことのある役者さん。どうしても注目してしまう。

華があることと実在感(生活感とも言う)ってあんまり両立しないと思うんだけど、なぜか両立しているのがすごい。

彼女の問い詰め方が容赦ない。

喫茶店の痴話ゲンカなのに、法廷劇の最小単位という風情すらある。

世の中で一番恥ずかしい世間話のパターン、「あなたが得意げに披露しているそのネタってさ、~」が話の核になっている。

なんでこんなにおしゃれに作品化できるんだ。

正解に対しての彼氏の間違え方が楽しく、二回目に見たほうが面白く感じた。

演劇は普通一回しか見ないので、そういうのは困ってしまう。

《作品情報》(観劇三昧HP)
公演時期 2018/01/18
上演時間 00:20:21
出演者:関戸哲也/おぐりまさこ
スタッフ :
脚本・演出:関戸哲也
あらすじ
名古屋拠点の演劇ユニット。「笑っちゃうほど滑稽で、泣いちゃうぐらい いとおしい。」をキャチコピーに、広く共感を呼ぶ作品をもってアグレッシブに他地域に活動を広げている。最強の一人フェスティバル「INDEPENDENT」にも『ライト』『如水』で挑んだ二人が軽快な掛け合いで魅せるジェットコースターヒューマンコメディ。一組の男女の駆け抜けた時間、かけ違う思い。楽しんでいただけますように。

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関連記事:『INDEPENDENT:3SS SPR』

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火曜日のゲキジョウ「第3回30GP オパンポン創造社『アカガミキタカラ、ヨマズニタベタ』」

2018-02-20 00:18:39 | 観劇三昧:第3回30GP

観劇三昧:火曜日のゲキジョウ「第3回30GP オパンポン創造社『アカガミキタカラ、ヨマズニタベタ』」

2018/2/18

召集令状を仲間内で押し付けあったり引き受けあったりする話。

登場人物の中に、役人の身内がいたり、婚約者を寝取ったり、寝取られたり、性別をごまかしている者までいる。

各々の心変わりが急すぎて全体的にフィクションラインが高くなっていた。

それで成りすまし部分の緊張感が薄まった印象。

笑いどころはわかるけど、なかなかこちらの感情が追いつかない。

本来はもっと長い尺を使ってじっくり見せる話なんだと思う。

醤油を飲むのは聞いたことあるけど、性別偽ったり、足折ったりする人って、ほんとにいたのかな。

足ってどうやって折るんだろう。足関節かな。鈍器かな。

戦争に関する解釈や題材への距離感はあんまりない。あくまで緊張感をあおるための装置という感じ。

過去作同様、この話でも裸になるのかなと思っていたら、ちゃんと裸になっていた。

 

<作品情報>(観劇三昧)

公演時期 2018/01/18
上演時間 00:31:49

出演者:
川添公ニ(テノヒラサイズ)/ゴン駄々吉(三俣婦人会)/吉田青弘/澤井里依(舞夢プロ/EVKK)/たはらもえ(劇団レトルト内閣)/野村有志

スタッフ :
脚本・演出:野村有志

あらすじ
赤紙が届いた。出兵の前夜、皆が宴をひらいてくれよった。笑顔でいようと踏ん張ったけど、目の前は海中のように濁り、しょっぱくて。ワシなんかには勿体ない友人たちじゃ。
これで心置きなく戦地へと旅立てる…と思ったら、この赤紙はワシ宛じゃのうて、今もワシを励ますコイツ宛じゃった…

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関連作品:オパンポン創造社『オパンポン☆ナイトvol.3〜曖昧模糊〜』

関連作品:オパンポン創造社『最後の晩餐』

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火曜日のゲキジョウ「第3回30GP カヨコの大発明『横山ノッキン・オン・ヘブンズドア』」

2018-02-17 00:59:35 | 観劇三昧:第3回30GP

観劇三昧:火曜日のゲキジョウ「第3回30GP カヨコの大発明『横山ノッキン・オン・ヘブンズドア』」

2018/2/16

ある事情を背負った女性三人が、人生でやりたかったけどできなかったことに挑んでみる話。

冒頭の僅かな時間で、四人の役者さんをすっかり好きになっている。びっくり。

役者としての腕力が強い。

一口にコメディと言っても色んなアプローチの仕方があるけれど、とにかくお客さんに「この人好きだな」と思わせたら勝ちなんだということがよくわかる。

笑いそのものより重要なことなのかも。

展開としては、銀行強盗コントから始まって、アメリカのミュージカル、魔法少女もの(?)と、短いサイクルでジャンルごとシーンが切り替わっていく。停滞するヒマがない。

加えて個々のシーンの言葉選びが徹底していることと、一見とっちらかっているようできっちり起承転結に則っている構成。

木と森を同時に見ることが出来る人たちによって作られたコメディだった。

<作品情報>(観劇三昧)

公演時期 2018/01/18
上演時間 00:28:44

出演者:
有元はるか(カヨコの大発明)/酒井美樹(四畳半ヤング)/田川徳子(劇団赤鬼)/是常祐美(シバイシマイ)

スタッフ :
脚本・演出:二朗松田(カヨコの大発明)

あらすじ
伝説の演劇イベント「3MAP」参加作品「俺たちに明日はある」。有元はるか、酒井美樹、田川徳子、あの三人組が再び1stの舞台に戻ってくる!横山は暗闇の中にいた。横山の気持ちを知る者など誰もいない。ある日横山は遂に天国への扉を叩く。横山の冒険が今始まろうとしている。

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火曜日のゲキジョウ「第3回30GP 三等フランソワーズ『ムーンライト』」

2018-02-16 00:42:13 | 観劇三昧:第3回30GP

観劇三昧:火曜日のゲキジョウ「第3回30GP 三等フランソワーズ『ムーンライト』」

2018/2/15

高知で空白の10日間を過ごした夫を、妻が問い詰める話。

テーブルひとつと椅子ふたつ、二人芝居の最小単位と言ってもいい舞台装置に、昔の女をめぐって夫婦が対立する展開、飄々とした夫にやや天然な妻という性格付け。

それぞれド定番もいいところだれど、この直球しか投げない投手がかっこいいことこの上ない。

適度なユーモア、計算された噛み合わない会話、生々しい人生の修羅場、見る側の感情移入先を振り子のように行ったり来たりさせる二人の役者さんの言葉と演技。

浮気が発覚するしないの攻める側と守る側の間に生まれる緊張感と、善悪正誤に落ちない展開の綱渡りぶりが見どころ。

あと、夫が謝る時の「すまん」が「ごめん」に変わる瞬間が好き。

タイトルの『ムーンライト』も、かっちりした話を、うまいことぼんやりまとめていて、とてもきれいに決まっていた。

<作品情報>(観劇三昧)
公演時期 2018/01/18
上演時間 00:35:50
地域:関西
出演者:木山梨菜(三等フランソワーズ)/中川浩六(三等フランソワーズ)
脚本・演出:中川浩六
あらすじ
妻に出張と偽った旅先の宿。部屋にもどったらその妻がいた。偽りの真相は浮気が正義か。火曜日のゲキジョウ、三ヵ月連続ひとり相撲。夏場所千秋楽。どこかの誰かの大切な何かを犠牲にしても観に来てほしい大一番。忘れない許せない戻れない。湿度高めのしっとりコメディー。

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