2025/7/17
・紛争鎮圧への介入をきっかけに、スーパーマンが、侵略国家と癒着するアメリカの企業と対立する話。
・初めてのスーパーマンなので贅沢にIMAX鑑賞。
・アメコミのヒーローの中でも、戦闘力という点では群を抜いている印象。最初からびっくりする。
・突然出てきた犬がかわいい。スーパードッグ。見た目は普通の犬。赤いマントだけ。その安易さに初期のキャラなのかなと歴史みたいなものを感じる。
・必ずしも言うことを聞かない、はしゃぐとブレーキがきかなくなる、呼べばすぐ来る、それゆえの愛らしさと犬らしさが本作の重要な推進力になっている。
・何度か出てくる「おもちゃ」の見せ方が巧いし、スーパーマン自身が民間人に暴力を振るえないという制約を軽々と超えてくる。結果、観客もいい塩梅ですっきりできる。ある程度は犬だから仕方ない。
・頭ぐさぐさしている4thも不憫かわいい。
・ヒール側がイスラエルとネタニヤフ、トランプ、イーロンあたりがモデルになっている。
・現代社会のヒーローを描く作品だし、反映も的確だとは思うけど、こんなに直接的に世相を反映させて大丈夫なんだろうか。作り手の覚悟を感じる。
・世論操作の裏側描写に笑った。
・ヴィランと戦うシーンと同じくらい、人を救うシーンが多い。
・特に終盤の災害規模で死人が出ていないはずはないんだけど、それでも人助けを続ける。スーパーマンはものすごい特殊能力を持つ超人なのに、愚直と言うか泥臭さを感じる。
・不完全でも救助をあきらめていない。ヒーローの在り方を問う本作の結論めいたものにもなっている。
・ミスターテリフィックの見せ場、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのヨンドゥっぽい。かっこいい。
・特殊能力のない社長や政治家が、いかに圧倒的パワーを持つスーパーマンを封じ込めるのか、必死で知恵を絞っているのも伝わる。
・ただ、スーパーマンがヤケを起こしたら終わりなので、観客目線なら変なことにならないのはわかるけど、彼の自制心に依存する危険すぎる賭けである。
・ヴィランの彼の扱いが意外なところに着地していた。そう言えば演者のニコラス・ホルトはマッドマックスのニュークス役だったなと思い出して納得した。
(ユナイテッドシネマ札幌)










