2025年 上演2北海道帯広三条高等学校「お昼の放送」(OPENREC)
2025/4/25
放送部がお昼の放送を始めるが、アナウンサー役の生徒の病気が進行し放送を続けられなくなる話。
ちょっとパワハラ気質の部長と、何を考えているのかよくわからないエンジニア系の後輩、進行性の病気を抱えるアナウンサー後輩の三人。
ウザがらみする部長とエンジニア後輩の掛け合いは、見ていてわりと冷や冷やするけど、後輩も月日が経って対抗できるくらいに成長していく。
病気(具体的な病名は不明)が進行するアナウンサーの生徒との残酷な対比も読み取れる。
場面転換は、放送部という題材と既存曲の相性の良さで乗り切っていたけど、もう少し何かできそう。
感動を呼び込むための病気要素という点が否めないところや、本人の希望だとしても事情を知らずあの放送を聞かされる他生徒の気持ちを考えると素直に乗れないところはある。ちゃんと放送上で説明してほしい。
それでも、配役は的確で狙いどおりの笑いが取れる。結果、最後まで集中してみることができた。