映画『セッション』予告編
2016/12/22
・音楽学校のスパルタ教師と生徒のドラマーがジャズバンドで激しく激突する話。
・こういう技術職の人が才能を開花させる話は、いつも「役者に技術(ドラム)を練習させている」のか、「もともと技術のある人(ドラマー)に演技をさせている」のか、どっちなんだろうと考え込んでしまう。
・wikiには、主演役者が1日3~4時間2ヶ月練習したっていうけど、それであんなにできるものなのか。
・そして、その役者の成長に賭けて、映画製作なんてできるものなのか。
・ともあれ、演技のレベルを超えている一芸を見せることで作品のリアリティが一段上がっている。
・序盤から、演奏シーンの上手に出来ている時と出来ていない時の違いがわからず、さっそく取り残された気持ちになる。
・そんな自分のような者でも、観ていると少しずつ音楽の力にぐいぐい引き寄せられる。
・iPhoneでなく、映画館のいい音響で観たかった。
・わずかなミスも許さない授業の雰囲気が、ジャズというより、クラシックみたい。
・演奏中に先生がイスぶん投げてきたりするけど。
・そんなひどい教師に、なぜ主人公(だけ)が対抗できたのかというところが、劇映画としてのキモ。
・「何かを持っている人」は「何かが足りない人」なんだということなんだと思う。
・人間、いいとこ取りは難しい。
・いちおう、作中でも丹念には描かれているけど、それだけでは足りない狂気じみた感覚を持っている。
・理屈を超えた狂気を持っているのが、主人公の資格だったんだと思う。
・明らかに共感できるタイプではないけど、ヒーローの素質はある。
・手の血まみれは、本人の血らしい。役者のマイルズ・テラーもどうかしている。
・お父さんとガールフレンドがかわいい。
・「衝撃のラストシーン」という煽り文句に負けないかっこよさ。衝撃というよりかっこいい。
・最後の10分を朝のアラームにしたい。
・終わり際の切れ味がとても気持ちいい。
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