アジア人財事典

アジア人財カンパニー株式会社 井上一幸 がお届けする粋な話題の数々

東京に住む自分たちにできること(東北関東大震災)

2011-03-17 | コラム
地震に続いてスーパーからモノがなくなり、そして計画停電。
会社の業務はままならず、電車はスムーズには動かない。首都圏の生活は一気に不便になった。
でもここは我慢するしかない。

我々東京にいる人間は直接の被災者ではない。むしろ被災者を応援しなくてはいけない立場だ。

そんな我々にできること。
募金は一つのいい方法だ。実際、世界中の人々が募金活動を通じて日本を支援してくれている。
しかし日本にいる我々には、もっと簡単で今すぐできることがある。
それは我慢することだ。

食事が少なくても我慢しよう。
寒くても耐えよう。
会社に行ったり家に帰るのに時間がかかっても、こらえよう。

電気のない人は何万人もいる。
食事が充分にとれない人は何十万人もいる。
通う会社も帰る家も無くなった人は、もっと多い。
そして今でも、瓦礫の下や、もしかしたら遠い海の上で、助けを待っている人がいるはずだ。

それに比べたら、電車が止まったりスーパーから食べ物が消えるくらい、どうってことはない。
苦しみを分かち合うとはそういうことだ。

我々にできることは、それくらいしかない。でもそれをしっかりやりたい。

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