皆さん、おはようございます。㈱グッドジョブクリエーションズです。本日はメールニュース第26号をお届けにあがりました。数字合わせではありませんが、この週末、テレビをつけると恒例ともいえるフジテレビの26時間テレビ。そういえば日本テレビでは24時間テレビという番組が毎年放送されますね。それについて先日聞いてきた講演に関連付けて、思うところを書いてみたいと思います。人材教育の話です。
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24時間テレビに思うこと
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先日ある著名人の講演を聞く機会があった。その方は経済評論家との肩書きが一番似合っていそうだが、出版に講演にそして自社の経営と多忙を極め、さらに最近ではテレビ出演も多く、まさに「時の人」と言ってもいいくらいのタレントである。
テーマは「働くことの意味について」。聴衆はこれから社会に出んとする学生である。私は学生ではないが、自身の仕事に役立つこともあろうとの気持ちから足を運んだ。
講演はとても良かった。内容がまとまっていてわかりやすく、話しかけるような口調で、言葉がそのまま頭に入ってくる。一時間半ものあいだ、全く飽きを感じなさせなかった。さすがである。自分自身人前で話す機会もあるため、その意味でも勉強になった。
ところがこの講演、最後の最後で「なんでそぉーなるの?」と思わせる展開になってしまったのだ。それを書いておきたいと思う。
メモを取っていなかったのでうろ覚えで恐縮だが、たしか話の展開はこんな感じ。(<>内は私の感想です。)
- 日本経済の停滞を打破するには、あなたたち若い世代が活躍しなくてはならない。<その通り!>
- しかし日本政府の予算配分では、シニア世代に多くのお金が回り、次代を担う若者へ落ちるお金、つまり教育への投資が少ない。反面、家庭が負担しなくてはならない教育費は極めて高い。<私も最近そのことを知っていささかショックだった!>
- 近頃の若者は、敬語も知らず、マナーも悪いし、ニート・フリーターなどはまともに働く気がない、これでは日本の行く末は真っ暗だ、と言わんばかりの論調もあるが、そんなことはない。<100%同感!若い世代はいつの世でも上の世代から悪く言われるものだ。今の大学生も20年後、30年後にはきっと「我々の若い頃はねぇ…」と偉そうな口をたたくに違いない!>
- 新しいトレンドを生み、新しい産業を興すのは常に若者である。(といって何人の例を挙げていた・・・が具体的には忘れてしまいました。)
と、ここまでは納得の内容。さすが売れっ子だけのことはある。
で、最後に「私の活動を紹介します。」となって、講演のテーマから離れてご自身の活動を宣伝したのだと思うが、そしてそれ自体は一向に構わないが、その方の収入の一部はNGOを通じてアジア、アフリカ支援事業に使われるのだそうだ。医療器具を寄付したり、学校に教材を送ったり等々。スクリーンには、その方がアフリカの子供たちに囲まれている写真が映し出された。ある村で井戸を掘ったのだそうだ・・・子供たちは皆あふれんばかりの笑顔である。
ウ~ン・・・ 私のごときがケチをつけることではないが、ただ…
大学生を前にして応援メッセージを発し、同時に教育予算の少なさを憂うのであれば、アフリカの井戸ではなく日本の大学に寄付したらどうか、と思ったのでした。
日本では教育にカネがかかる。苦しい家計をやりくりして子供の教育費を捻出している家庭はたくさんある。日本人だけではない。四苦八苦している留学生が如何に多いことか。家庭や学生側だけの話でもなく、教育・研究施設や教授陣への待遇など、投資すべきところはいくらでもあるのだ。
芸能人やスポーツ選手の多くが国内外の社会的弱者への支援事業に協力している。「24時間テレビ」といった番組や、その他さまざまな手段で我々一般人も募金活動に参加できる。それはそれで素晴らしいことに違いないが、そういった場面で「教育にも募金を!」と言えないものだろうか。
まぁ、それじゃあ全然アピールしないから、お金集まらないでしょうね・・・
ならば自分でやってみるか・・・ 将来ですよ、将来!
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24時間テレビに思うこと
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先日ある著名人の講演を聞く機会があった。その方は経済評論家との肩書きが一番似合っていそうだが、出版に講演にそして自社の経営と多忙を極め、さらに最近ではテレビ出演も多く、まさに「時の人」と言ってもいいくらいのタレントである。
テーマは「働くことの意味について」。聴衆はこれから社会に出んとする学生である。私は学生ではないが、自身の仕事に役立つこともあろうとの気持ちから足を運んだ。
講演はとても良かった。内容がまとまっていてわかりやすく、話しかけるような口調で、言葉がそのまま頭に入ってくる。一時間半ものあいだ、全く飽きを感じなさせなかった。さすがである。自分自身人前で話す機会もあるため、その意味でも勉強になった。
ところがこの講演、最後の最後で「なんでそぉーなるの?」と思わせる展開になってしまったのだ。それを書いておきたいと思う。
メモを取っていなかったのでうろ覚えで恐縮だが、たしか話の展開はこんな感じ。(<>内は私の感想です。)
- 日本経済の停滞を打破するには、あなたたち若い世代が活躍しなくてはならない。<その通り!>
- しかし日本政府の予算配分では、シニア世代に多くのお金が回り、次代を担う若者へ落ちるお金、つまり教育への投資が少ない。反面、家庭が負担しなくてはならない教育費は極めて高い。<私も最近そのことを知っていささかショックだった!>
- 近頃の若者は、敬語も知らず、マナーも悪いし、ニート・フリーターなどはまともに働く気がない、これでは日本の行く末は真っ暗だ、と言わんばかりの論調もあるが、そんなことはない。<100%同感!若い世代はいつの世でも上の世代から悪く言われるものだ。今の大学生も20年後、30年後にはきっと「我々の若い頃はねぇ…」と偉そうな口をたたくに違いない!>
- 新しいトレンドを生み、新しい産業を興すのは常に若者である。(といって何人の例を挙げていた・・・が具体的には忘れてしまいました。)
と、ここまでは納得の内容。さすが売れっ子だけのことはある。
で、最後に「私の活動を紹介します。」となって、講演のテーマから離れてご自身の活動を宣伝したのだと思うが、そしてそれ自体は一向に構わないが、その方の収入の一部はNGOを通じてアジア、アフリカ支援事業に使われるのだそうだ。医療器具を寄付したり、学校に教材を送ったり等々。スクリーンには、その方がアフリカの子供たちに囲まれている写真が映し出された。ある村で井戸を掘ったのだそうだ・・・子供たちは皆あふれんばかりの笑顔である。
ウ~ン・・・ 私のごときがケチをつけることではないが、ただ…
大学生を前にして応援メッセージを発し、同時に教育予算の少なさを憂うのであれば、アフリカの井戸ではなく日本の大学に寄付したらどうか、と思ったのでした。
日本では教育にカネがかかる。苦しい家計をやりくりして子供の教育費を捻出している家庭はたくさんある。日本人だけではない。四苦八苦している留学生が如何に多いことか。家庭や学生側だけの話でもなく、教育・研究施設や教授陣への待遇など、投資すべきところはいくらでもあるのだ。
芸能人やスポーツ選手の多くが国内外の社会的弱者への支援事業に協力している。「24時間テレビ」といった番組や、その他さまざまな手段で我々一般人も募金活動に参加できる。それはそれで素晴らしいことに違いないが、そういった場面で「教育にも募金を!」と言えないものだろうか。
まぁ、それじゃあ全然アピールしないから、お金集まらないでしょうね・・・
ならば自分でやってみるか・・・ 将来ですよ、将来!