アジア人財事典

アジア人財カンパニー株式会社 井上一幸 がお届けする粋な話題の数々

『プロフェッショナル』

2008-08-26 | メールニュース
皆さん、おはようございます。㈱グッドジョブクリエーションズの井上です。本日はメールニュース第15号をお届けにあがりました。

いやぁー、オリンピック!あっという間に終わっちゃいましたね。それにしても、勝っても負けても選手のひたむきな姿勢ってのは万人の共感を呼びますね。
ああいうのを見ると自分も頑張らねば!と思いますし、同時に選手の皆様には、心からありがとう!と言いたくなります。

ところで・・・ 世界トップの選手にはどうやったらなれるのでしょうか?
ちょっと強引な展開になりますが、今日はそれにちなむお話です~

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プロフェッショナル
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この世のさまざまな分野にプロフェッショナルと呼ばれる人たちがいる。オリンピックに出場するようなトップアスリート、世界的コンクールで優勝するピアニスト、囲碁や将棋の名人・・・ われわれ凡人は「あの人たちは天賦の才能の持ち主なのだ。そもそも我々とは頭の出来も体の構造も違うのだ~。」とため息混じりにつぶやく・・・。

いや、実はそうでもない、と今月21日の夕刊で語られている(分子生物学者 福岡伸一氏によるコラム)。DNA研究者である福岡氏によると、そのようなプロフェッショナルはある特殊な時間を共有しているのだそうだ。=== その時間とは「10000時間」。

どの世界であっても「プロ」と呼ばれる人たちは、幼少時を起点として少なくとも10000時間、そのことだけに集中し専心し、たゆまぬ努力を積んでいるのだそうだ。10000時間といえば、1日3時間練習するとして1年で1000時間、それを10年にわたって継続する、ということである。
まさに、ローマは一日にして成らず、ですよね。私たちを釘付けにしたオリンピック選手たちもきっとそういう時間を持っている違いない。敬服します。

そこでですね、これを仕事に置き換えてみましょうか。

あるところに頑張り屋さんがいて、1日10時間くらい働いているとします。しかもその人、いわゆるモーレツ社員で、休みも取らず毎日働き通しているとします。社長である私もそれくらい働いているかもしれない!なんて都合よく考えながら計算しますけど、3年続ければ10000時間に達します。(10時間×365日×3年=10950時間。)

「石の上にも三年」というのはあながち間違ってないんでしょう。オリンピック選手と比較するのは相当おこがましいですが、何でも三年続ければそれなりに形になる・・・きっと。

さらにこれを我が社の仕事(=人材紹介業)に置き換えると結論は2つ。
① 求職者の皆さん、三年くらいは転職しない方がいいです。
② 当社も創業からそろそろ三年。それなりに形になってほしーなぁー。