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Mo.の事件簿 A diary of Mo’s trips

事件簿などという大層なタイトルだが、実は単なる旅行記です。

1.不純な旅行。

2015-06-28 | 富山新潟/Toyama,Niigata:2015
富山・新潟に行って来ました。天から3連休が降ってきたので。
6月10日の夜に夜行バスに乗って、6月13日の夜に仙台帰着というスケジュール。

不純な旅行と言っても、当然不純異性交遊な旅行というわけではなく(^_^;)。
本来、旅行というものは「ここへ行きたい」という目的があってもものでしょ?
しかし今回の富山・新潟はねー。そういう純粋さがなかった。

今回なぜ富山・新潟なのかというと、「日本征服に残り9県となった内の2県をつぶす」ため。
なので、超不純。富山・新潟でとにかく何かしてくればいいや、みたいな気持ちなので、正直盛り上がらない。
だってさ。何十年も続いた旅行歴で、それでも行ってない場所ってのは……
そもそも行きたい場所がなかったということ。
それを(全県コンプリートするために)行こうっていうんだから、基本設定にやや無理がある。

富山にも新潟にも、いろいろいい所はあると思うんです。
だがわたしは自然景観、風光明媚な場所にはあんまり惹かれない方で……
日本国内ならまず神社仏閣、仏像、古都、歴史的建造物。
そうすると惹かれる場所というのは相当限られるわけですよ。

富山はたしか大伴家持が国司として赴任したところで、その辺には若干食指は動くが。
――しかし大伴家持個人にそれほど惹かれるか?いや、惹かれない。しかも高岡は遠いしなあ。

そう。思ったよりも富山は遠かった。
わたしの感覚だと、新潟と富山ってちょっと行けばすぐ、というイメージがあったのだが、
隣県とはいえさすがに新潟の長さは伊達じゃないというか、富山と新潟市ってけっこうな距離ですね。
新潟市からだったら、仙台と富山ってさほど距離感変わらないかも。
そして距離に比例してバス代も高い。
今回は天から降って来た3連休を利用して、金額的にもちょちょっと行きたいと思っていたので、
やー、どうしようかなあ。富山。片道9000円もかかるぜ。

でも冷静に考えると、今回新潟だけにしてまた富山に出直す場合、さらにお金がかかることは必定なので、
やっぱり今回で2県を片付けることにしました。


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富山は――図書館でるるぶやまっぷるを熟読した結果、やっぱりこれというところが見当たらなかったので、
一番東にあって、規模としても行きやすいと思われる黒部トロッコ列車。
新潟もやっぱり熟読の結果、ここという場所がなかったので、とりあえず新潟市に2泊する。
少なくともここには水族館があるし、県庁所在地だから、新潟県内の他の町という選択よりは無難でしょう。
そういう意味では富山は県庁所在地まで行ってなくて義理が悪い気もするが、
そこまで縛りをきつくしてしまうと日本征服もだいぶ後退してしまう。



でも実際行ってみて、黒部も新潟もけっこう楽しかったんですけどね。
しかし基本設定はやはり変えられないものだというか、旅行としてはだいぶ地味でした。
写真も地味。なので今回の旅行記はなるべくさくっと参ります。