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いいピアノを弾きたい

バッハ イタリア協奏曲1楽章

2009年01月26日 | 音楽教室
正確にいえば『イタリア人が好みそうな協奏曲』だそうですが、ほんとにイタリア的な快活さ。
ドイツ人オーストリア人にとっても憧れの地のようです。休暇にはイタリア!という人が多かった。
ウィーンから夜行列車でベネチアに朝着くと決まってピーカン、イタリアの空は100%青い。と断言したいくらい。イタリアといってもベネチアとフィレンチェしか知らないんですが;;(ナポリもローマも見てないから死ねません。)
そしてウィーンやドイツはいつも曇っていた。と思っている。
勿論100%快晴なんてありえないし、毎日曇り空なわけもない。
そういう印象の地。

この1楽章はまさに「イタリアは晴天、イタリア人はアレグロ(陽気)」という曲ですね。
2楽章は大好きで演奏にも好き嫌い、かなりのこだわりがありますが、1楽章は一定のテンポで強弱をつけて、主題に向けていつも再生するぞ!という意気込みが出せれば。と思います。・・・違うかな?もっと深いものをバッハは求めていますか?
今日のYちゃんのレッスンでは ノンレガートが曖昧になって 装飾音符のリズムがくずれてきたのが注意点でした。
弾きにくそうにしているところは運指で随分改善できるはず。
譜読みの段階ではどんな指でも弾けるけど、テンポアップしてきた時破綻をきたすから、最初から慎重に運指も選ばなくてはね・・・。
バッハの作品にしては珍しい能天気!に華麗に弾けばOK.な曲なんだから(笑)
中学の時の試験曲で点数が悪かったせいもある・・・愛情が湧かなくてすみません。でも発表会には向いています。5年生でこの曲を正確に弾きこなせたら立派です。唯一のバッハの作品。がんばりましょう。