えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

巻きで。

2007年04月26日 | 大学院授業
火曜日のAdv.& PR ResearchのSPSSのテストの時にDr.Eが
「木曜日は全員がプレゼンをすると
時間が超過してしまうので8組だけが行うことにする。
まずはボランティアを募るけど、
それが8組に達しなかったら僕が無作為に選びます。」
と厳かに宣言しました。

ホっとして絶対やりたくない!と思った組も多かったけど、
私は逆で折角だからやりましょうよ、というスタンス。

だってもともとやるつもりでいたんだし。
全員がプレゼンをするとなると減点方式になるから
気が抜けないけども、ボランティアなら加点方式で、
何か失敗があってもペナルティは課されないはず。
ペーパー提出の前に教授のフィードバックをもらえるのは貴重だし、
それに提出の前に彼にポイントを押さえておいてもらえれば
より言いたいことが伝わりやすい。

そんなわけで
「なんでやらないことがあろうか、いやあるまい!」
(反語)

パートナーに相談するも彼女もほぼ同じ意見でした。
それで立候補したわけです。

あ、プレゼン内容は以前書いたこともありますが、
Anti-corporate Websiteについてです。
一体どんな要素が人々にAnti-corporate Web Sitesを信じさせるのか、
その度合いをどうやって測るのか、というのをまとめます。
2/1のブログ「Anti-corporate Web Sites」

このプロジェクトはリサーチがとんと苦手な私をあてにせず、
パートナーのコがガンガン進めてくれているので、
(ちょっと強引すぎるところが玉に瑕。。。
プレゼンの骨子も彼女が作ってくれました。
昨日打ち合わせの時にPPTの枚数を見てビックリ!
持ち時間は10分なのに、スライドが33枚(表紙含まず)も!!
「ちょ、ちょっと多すぎるんじゃないの。。。」と
さすがにやんわりと指摘したのですがどこ吹く風。
「どこも削れないよ、早口で喋れば大丈夫
うーん、、そうかなあ。。。。
それでも何とかがんばって3枚は削って30枚にしました。
その他私の担当している部分を足したり引いたり。

そうしてできあがったプレゼンは見事に字ばっかり、で
1個もビジュアルがありません。
本来であれば字ズラの代わりにビジュアルを使うのが
プレゼンの鉄則でなるべく字を減らすのですが、
その場合、プレゼンターはその内容を
完全に理解・記憶していないといけません。
そうやって話すとどうしてもスピードはゆっくりになります。
それに聴衆のことを考えても一本調子で早口の
プレゼンというのは聞き苦しいですから
ゆっくり、そしてメリハリをつけることになります。

ところが、スライドは10分で30枚。
単純計算にしても1分で3枚、つまり1枚20秒しかかけられない。
↑のようなやり方をしていたのではとてもじゃないけど
制限時間内に全てを収めることは不可能です。
だから、スライドにそのまま文章を載せて、
そのままそれを読み上げればいいようにしてしまったのです。
私はこういうスタイルは嫌いなのですが致し方ないです。。
(それに仮説の部分なんて、暗記するのは絶対ムリな長文!)

前半を私が、後半をパートナーがやることになり、
単純計算すれば各々持ち時間は5分、スライド15枚。
後半のパートの方が内容が多いので、
練習に練習を重ねて私は4分台前半で収められるようにしました。。
まずはスクリプトを作ります。
もうホントに必要な要素のみにしたので無味乾燥だったこと。。
普通はプレゼンの最初に
「今日はお時間ありがとうございます
(とか光栄ですとか何とか。)
本日はXXといったテーマでプレゼンを行います。
私はエミチでこちらはXXです。うんたらかんたら~」
っていうオープニングが入ってこれはかなり重要なのですが、
今回は「私はエミチでこちらはチンですっ。」だけ(笑)。
挨拶も普段はGood morningとかGood afternoonなのに
今回はたったの一言Hi! だからね。
普段のプレゼンだったらカジュアル過ぎてありえないです(笑)。

次に自分のパートの時間を計っては規定時間で収まるように
削って削って、あとはひたすら練習。
呼吸のポイントも考えないと。。
まるで早口言葉の練習をしているみたいで口の筋肉が疲れた。。

でもこの練習のお陰でスライドをチラ見することはあっても
棒読みにはならずに抑揚もつけたし、
ちゃんと聴衆の反応を見ながらできたので、
それなりによいプレゼンになったかなと思います。
もちろん、きっちり10分で終わらせられましたよ。
評価も上々でした。よかった。。。
教授の質問にもパートナー任せにせずちゃんと答えたので、
ちょっと引け目が解消されました。

でももうこういう口先だけのプレゼンはやりたくない。。。
自分がテープレコーダになっちゃったような気分がするよ。。

<ご参考>
上がUnited(ユナイテッド)本家のWebサイトで、
下がUntied(アンタイド)っていうAntiサイトです。
もちろんデザインは違うけどかなりトーン似せてるでしょ?
(ちなみに左上ロゴ部分のピンクの○印は私がつけたものです。)

*画像をクリックするとそれぞれのサイトにジャンプします。