えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

リサーチの授業で習ったことをお料理中に思い出す

2007年02月15日 | 大学院授業
火・木で授業のあるAdv. & PR Researchは
聞き慣れない用語や初めての概念も多くて苦労してますが、
大学院生にとっては非常に役に立つ内容です。
1学期目に取っておくべきでした。。

その中で習ったこと。ValidityとReliability
このふたつを兼ね備えたリサーチでないと、
その結果は信用できるものにはならないそうです。
Validityっていうのは英和辞書によると「妥当性」だそうですが、
知りたい答え(ゴール)がそのリサーチの結果と一致するのかどうか。
Reliabiityは「信頼性・確実性」となってますが、
そのリサーチの答えが単発・突発的なものではなく、
何度同じリサーチをやってもコンスタントに同じ結果が出るかどうか
今日やった結果が50だったけど1週間後の結果が100なら
どっちが正しいのか、どっちを信じたらいいのか困りますよね。
こういう時このリサーチはReliabilityに欠ける、と言います

さて、週の後半は割りと時間に余裕があるので、
久しぶりにお料理をしていました。
最近のお気に入りはキャベツと椎茸と豚肉を重ねて
醤油とみりんで味付けしてレンジで蒸すというもの。
アメリカのケミカルな味ばかりで疲れた胃腸が
ホっと一息つけるような味に仕上がります。

でも、、なぜか今日のはうまくできなかった
味がうまく染み込まなかったのよね。。
いつもよりキャベツが多すぎたのかもしれない。
豚肉の量をもっと多くすべきだったのかも。
こうやって味にムラがあっちゃだめだよな~。。
いつも同じ味が出せなくっちゃ。
プロのコックさんは大変だな~。

って思っていてあ!と気付いたのよ。
私の料理にはReliabilityがない!!!!!!
我ながら自分の発想に苦笑してしまいました。
じゃあValidityはあるのか??
この場合のValidityを「食べたい味を作れているか」と
解釈するなら今回に関してはNoですねぇ。。

プロのお料理人の方は毎度きちんと同じ味を出せているから、
ValidityもReliabilityも保っているわけですが
当たり前のように考えていたけどそれってスゴイことだ

でもお料理だけじゃないかもね。
「プロのお仕事」を名乗るためには
どんな種類のお仕事であってもValidity=ゴールを達成できるか
Reliability=コンスタントに高品質の仕事を提供できるか
という意味では両方とも必須の概念ですね

ちょっと面白いひらめきなので今度教授に話してみようと思います。

<今日の写真>
よく行くスーパーのマイヤーです。
これはちょうど入り口入ってすぐの辺り。