思い出すなぁ・・・もうあれから5年かぁ
あの日は忘れもしない月曜日だった。
前の週の木曜日から私は女房の実家に泊まりこんでいたのだ。
「そろそろ産まれるかも」なんて連絡をもらったからね。
でもなかなか出てこようとしなかったんだよね
面白いもので出産に立ち会ったことのある先輩パパたちは
「絶対に立ち会うべきだ。あんな神々しいものはない」と立会いを勧め
反対に立ち会わなかった人は
「あれは女性の戦い。男が立ち入るべきでない」という。
結局私は立ち会うつもりでいたのだ。
でも。
その兆しは一向にこない。
週末を過ぎ、月曜の朝には会社に必ず顔を出さねばならないこともあり、朝一番の飛行機を手配した。
で、日曜の晩、寝た・・・
「でも、スグにまた戻ってくるからね」なんて女房にいいながら・・・
明け方。
女房がバカズラして眠る私を揺り起こす。
「ねぇ・・・病院・・・行った方がいいとおもうんだけど」
「!」
そのまま私は女房を病院に連れて行き、分娩台にあがるところまで付き添えたところで飛行機の時間が迫り、後ろ髪を引かれる思いで病院を後にした。
女房の実家に戻り義父さんと義母さんに「いま分娩台にあがりました」と報告したときの慌てぶりは忘れられない。
で、私は飛行機に乗り電車を乗り継ぎ、会社に・・・
今頃どうしてるかな・・・
そういえば腹減ったな・・・
なんて思っていたら女房から電話。息を切らせて
「いま、産まれた・・・フウ」
11時半過ぎだった。
立ち去りがたい顔をしていた私のことを気に掛けてくれていた助産婦さんが出産直後に女房の携帯を持ってきてくれて、分娩台の上から私に電話をくれたのだった。
そしてそのまま午後一番の飛行機で私は再び女房の実家に行ったのだった・・・
って、そんな思いでも今は昔。
今では女房と一緒に作ったミルクレープを抱えて
「パパは太ってるから食べちゃダメッ!」
と仕切るまでになりました。
これからも元気に育ってね。
何よりそれが親として嬉しいんだから。
あの日は忘れもしない月曜日だった。
前の週の木曜日から私は女房の実家に泊まりこんでいたのだ。
「そろそろ産まれるかも」なんて連絡をもらったからね。
でもなかなか出てこようとしなかったんだよね
面白いもので出産に立ち会ったことのある先輩パパたちは
「絶対に立ち会うべきだ。あんな神々しいものはない」と立会いを勧め
反対に立ち会わなかった人は
「あれは女性の戦い。男が立ち入るべきでない」という。
結局私は立ち会うつもりでいたのだ。
でも。
その兆しは一向にこない。
週末を過ぎ、月曜の朝には会社に必ず顔を出さねばならないこともあり、朝一番の飛行機を手配した。
で、日曜の晩、寝た・・・
「でも、スグにまた戻ってくるからね」なんて女房にいいながら・・・
明け方。
女房がバカズラして眠る私を揺り起こす。
「ねぇ・・・病院・・・行った方がいいとおもうんだけど」
「!」
そのまま私は女房を病院に連れて行き、分娩台にあがるところまで付き添えたところで飛行機の時間が迫り、後ろ髪を引かれる思いで病院を後にした。
女房の実家に戻り義父さんと義母さんに「いま分娩台にあがりました」と報告したときの慌てぶりは忘れられない。
で、私は飛行機に乗り電車を乗り継ぎ、会社に・・・
今頃どうしてるかな・・・
そういえば腹減ったな・・・
なんて思っていたら女房から電話。息を切らせて
「いま、産まれた・・・フウ」
11時半過ぎだった。
立ち去りがたい顔をしていた私のことを気に掛けてくれていた助産婦さんが出産直後に女房の携帯を持ってきてくれて、分娩台の上から私に電話をくれたのだった。
そしてそのまま午後一番の飛行機で私は再び女房の実家に行ったのだった・・・
って、そんな思いでも今は昔。
今では女房と一緒に作ったミルクレープを抱えて
「パパは太ってるから食べちゃダメッ!」
と仕切るまでになりました。
これからも元気に育ってね。
何よりそれが親として嬉しいんだから。