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親の声援

2005年05月14日 | アメフト
今日はチームの保護者会だった。

ありがたいことに一年生の親御さんは全員出席くださった。
チームを理解していただくうえでも、またアメフトというコンタクトスポーツを知っていただくためにもこういう機会は本当に大切だ。
それにしても最近の親御さんは本当に熱心である。

自分の子どもが普段どんな表情で仲間といるのか、というのがいかに興味深いかというのは私も今年から娘を幼稚園に行かせるようになってから初めてわかった。

振り返って思い起すのは私の親、である。

私は小中学校はサッカー、高校・大学はアメフトをしていたのだが、親が自分の試合を観に来たことなど本当に数えるほどしかない。

まず覚えているのは小学校の時のサッカーの試合。
『当番』に当たってしまったときだけ、母が来たことがある。
冬の寒い日の試合で、普段外に長い時間いることない母はあっさり風邪を引き、それから2~3日寝込んだのを覚えている。
それに懲りたのか、以来サッカーの試合は観に来ることはなかった。

高校の時のアメフトは一回も観に来たことがない。
もっとも、この時期は誰もが思うように「親って恥ずかしい」と私も思っていたので、それはそれで好都合だったし自分からも一度も誘ったこともなかったように思う。

大学でプレーするようになってもあまり来なかったが、大学4年の最後の試合だけは来た。
つっても、応援など慣れていないからか、本気でそう思っていたからかそれは声援とはほど遠く、むしろ『罵声』だった。

私の名前をスタンドから叫び最後に
「バカヤロー」「真剣にやれ~」
などという。
真剣に言ってくれるならまだ納得がいくがやや揶揄したような調子でいうので、本気で頭にきた思い出がある。
こんなだったら来るなよ!なんて思った。

とはいえ、親に来てもらったことをコレだけ鮮明に覚えているのだからやっぱり家族に応援してもらうのは内心嬉しかったのだろうな・・・と今になって思う。

高校時代くらいってな~んか親って恥ずかしいものだから「来るな!」なんて家では言っているかも知れませんけど、内心嬉しいものだし後々思いだすものです。
ですからそんな言葉にくじけずに是非応援にいらしてくださいねっ!