クリセニアン・ワールドのアメリカにあたる歴史浅き新参者の大国らしいリンバーグ皇国に生まれ育った馬鹿女らしく『クリセニアン年代記(5) 蒼き若鹿の風』の「第三章 皇宮の囚われ人:1」で“リンバーグにとって、エルミネール王国は、バハウ帝国への防波堤としてあって欲しい王国だが、同時に必要以上に大きくなったり、領土的な野心を持って欲しくもない、微妙な位置にある国だ。”とあるように、女王ゼルミナがリンバーグならではの身勝手すぎる考えに骨の髄まで染まっているのは当然として、後宮に匿ったつもりでいるけれどゼルミナは無意識の内にリンバーグに都合の良い思考をするように洗脳してしまった腐れ女の心のジークもまた、その成果として自国である新生エルミネール王国よりもリンバーグが有利になるように考え行動する己の愚かさに気づいていないから呆れます。
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